「客の指示」

第1,200回
おはようございます。
公響サービス、代表のシンジです。

 みなさんは「客の指示」に従っているでしょうか?多くのサラリーマンは、「客の指示」に従うことが最も重要だと思っている。だからこそ、カスタマー・ハラスメントなどが起こりえるのだ。

 多くのサラリーマンは、「お客様の指示」を無視して、お客様を怒らせてしまうことを恐れる。そして、お客様から会社にクレームが入ることを恐れる。自分では責任が取れないし、上司に怒られるのも嫌だ。だから、「客の指示」には素直に従い、疲弊していくのだ。そして、長時間労働とサービス残業が常態化していく。そんな企業をブラック呼ばわりしているが、根本の原因は自分の中にありはしないだろうか?
 では「客の指示」であれば、どこまでの対応が必要なのだろうか?社内規定やその他の要因で決まってくるところもある。だが、サラリーマン一人一人が判断できなければ意味がない。あなたが「客の指示」を忠実に守ることで、どれだけの人に迷惑をかけているかを知っていますか?そこを考えない人が多いことが問題なのだ。
 客先とはきちんとスピード感をもって、明確な取り決めをして、不明点があれば、いつ回答がもらえるかを客先に明言してもらわないと、後工程の人全員に迷惑が掛かるのです。仕事は目の前のお客さんがすべてではないのです。

 「客の指示」を実行するということは、時間とお金がかかるということです。自分でお金を払わないサラリーマンにはピンとこないのかもしれませんが?ここ感覚がある人と、ない人では仕事の結果が大きく変わってくる。
 仕事のできない人は「客の指示」という錦の御旗にすがりつき、だから自分は忙しいというアピールをして、無駄な残業を繰り返していないだろうか?そうやって人の時間を奪っているとも気づかずに。会社にとってはメチャクチャ迷惑な社員なのだ。それなのに、本人は頑張っていると思い込んでいるのだから、質が悪い。
 仕事のできる人は、早めに相談をして、「客の指示」に対して不明点をなくします。そして、「客の指示」に対して価格を必ず出します。人に指示をして仕事をさせるということは、決して無料でできることではないってことを知っているからです。「客の指示」であろうと、お金の発生しない仕事は、もう仕事じゃありません。それを忘れないようにしましょう。

 いつも読んでいただき、ありがとうございます。本日も皆さんにとって良い一日でありますよう、祈っております。

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シンジ

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