「合理主義」
第1352回
おはようございます。
公響サービス、代表のシンジです。
いまは、ヨーロッパにいるので、じさがあります。投稿時間も安定しなくすみません。
日本人は何でも確実に行うことを重要視して、非合理的な仕事の仕方をする。もっと「合理主義」を見習うべきだ。
人は必ずミスをするものだ。レジの金額が3円合わないからと言って、全員が残業して3円を探したり、再計算するような無駄なことをするのは理解に苦しむ。もっと「合理主義」を浸透させ、人のミスの範囲と思って、損失計上すればいいのではないか?
日本は電車の時刻がかなり正確に守られる国だ。宅急便なども、到着予定日より遅れることはほぼない。それは、非常に良いことだし誇るべきかもしれない。
しかし、一方で時刻を守るために速度を超過したり、配達すべき郵便物を捨てていたりなど、非合理的な仕事について行けなくなる人も出てくる。
完璧を求めるのではなく、余裕を持って守れる時刻表にしたり、一人が配る量を見直して、日程も見直せばいい。もっと「合理主義」で仕事をしていった方が良いと思う。
日本人は始業時間と終業時間をきっちり守り、数分でもダラダラとチャイムが鳴るまで自席で待っています。「合理主義」的に言わせてもらえば、仕事の切が良ければ、先にあがってしまっても、何ら問題はないのに、チャイムやタイムカードに忠実であるというのは、働いている目的を見失っていないだろうか?
市の市報などを紙で配るのはもう止めた方が良いと思う。我が家は止めた。何のためにWEBにホームページがあるのかと思う。もっと「合理主義」的にすべきだと思う。
ハローワークはセキュリティ上メールを使用できないため、いまだにFAXを使用している。いまどきFAXをもっている会社は減っているのだ。私はわざわざコンビニでFAXをしている。セキュリティを気にしているのは、非正規雇用が過半数だからであろう。ハローワークで働いている人が非正規で、明日は仕事を探す身になるというのは、洒落にもならないが、部署ごとにメールアドレスは作成できるはず。「合理主義」的には紙を使用しているのは、システムを変更する公務員がいないからではないかと思っている。
横断歩道を歩いている人が対向車側にいる。私は左折だから、歩行者より先に行ける!と考えるのが「合理主義」である。それを、歩行者がいるのに先に行ったと、切符を切るような警察は、渋滞を作っているに過ぎない。非合理的かつ、コスト意識がないのである。
日本人は特に「合理主義」よりも、規則を守ることが目的化しやすい国民性だ。自分の頭で考えずに、規則がそうなっているから守るのだ!と思考停止してしまう。マスクの着用が良い例だ。強要するものではない。
そのルールがなぜ作られたのか?その求める結果が得られるのなら、最短で行くのが最も合理的なのである。縦割り行政のように、非効率な手続きをするのではなく、結果に向かって一直線に進む方が、経済効果は大きいのだ。これからの時代、スピード感をもって「合理主義」で生きていけない人や企業は、必ず淘汰されるだろう。国も例外ではない。
いつも読んでいただき、ありがとうございます。本日もみなさんにとって良い一日でありますよう、祈っております。