「スマホ依存」

第1,405回
おはようございます。
公響サービス、代表のシンジです。

 世の中は「スマホ依存」の人が多い。確かに便利だ。調べるのも写真を撮るのも、人とつながるのも、ゲームをして時間を潰すのも(私はしないが)、読書をするのもスマホ一つで出来る。
 ところが便利なものには必ず落とし穴があるのだ。カーナビに慣れたら、もう地図が読めなくなった。道を全然覚えないなどの弊害があるのと同じだ。「スマホ依存」により、人は自分の頭で考えなくなっている。思考を止めたら、人は人ではなくなってしまうことを知らないのだろう。非常に恐ろしいことだ。
 あなたは駅に着いたら、とりあえずスマホを取り出して、電車が来るまで画面に夢中になっていないだろうか?電車に乗ったら、そのままうつむいて画面だけを見ていないだろうか?更にイヤホンまでしていれば、もう一人の世界だ。非常に危険だ。
 あなたは周りの人を観察しているだろうか?そこにいる人数を数えているだろうか?お店でもどこでも同じだ。そこで会った人に、次に会ったときに思い出せるだろうか?「そんな必要ないでしょ!」という人が多いと思うが、警察が目撃証言をとっても、見ているはずなのにまったく記憶にない人というのは、そういう思考の止まった人間なのだ。
 電車の中やファーストフードの店で通り魔があった時、逃げ遅れているのは畢竟(ヒッキョウ)このような人達だ。周りを観察してもいないし、聞いてもいない。視覚と聴覚で人は93%の情報を得ているのに、そのすべてを失った状態では通り魔に刺されてもおかしくないのだ。そういう悪い奴がいることが問題なのは事実だが、自分の身を守れない自分にも、大いに問題がある。
 他にも、スマホに書かれていることを鵜呑みにして、自分の頭で考えない。推測しない。相手の立場に立って考えることが出来なくなっている自分に気づかなくなるのだ。こんなに恐ろしいことは他に無い。私はそう思う。
 待ち時間などにすぐにスマホを取り出さず、時々周りを観察してみてはいかがだろうか?空の青さを感じてみてはいかがだろうか?嗅覚だけでは冬のにおいは感じない。必ず視覚とセットで感じるものなのだ。
 私はなるべく「スマホ依存」しないように注意をしている。スマホを取り出したくなった時には、あえて周りの観察に集中している。そうすると、9割以上の「スマホ依存」の人達が目に入る。そうすると同じことをしなかった自分が誇らしく思える。こんなものなくても、そう思うときもある。基本的に私は昔から変わり者だからね。

 いつも読んでいただき、ありがとうございます。本日も皆さんにとって良い一日でありますよう、祈っております。

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シンジ

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