「罪の承継」

おはようございます。
公響サービス、代表のシンジです。今日で1,073日目です。

 親の罪は、子が引き継がなければならないのか?こういう問い方をすると、たいていの人が、「いや、そんなことはない。親は親で子は子だ」というだろう。しかし、質問を変えると状況は変わる。
「親の世代に侵攻してきたA国により、植民地化された我が国の国民は、A国の息子の後継者も憎みますか?」因みに、当時生まれたばかりの後継者は戦争には参加していません。それでもA国のすべてが憎いですか?親の罪は、子が引き継がなければならないのか?こういう状況になると、おそらく、多くの人が「その憎しみは終わらない」と感じることだろう。では、人は永遠に分かり合えないのだろうか?罪は永遠に背負わなければならないのだろうか?

 では、善行はどうだろうか?人は助けてくれた人や、恩のある人がいたとして、その恩はその人一代限りじゃないですか?その人の子孫まで褒めたたえ、善行を称賛してお返しを続けるなど、あまりないのではないでしょうか?
 そう、つまり人は意外と恩を忘れるものなのだ。しかし、恨みは簡単には忘れてくれないものなのである。「罪の承継」などしてはならないし、必要もないのに結果的に憎しみだけが残ってしまうことがあるのです。
 それを解消するには、教育が必要です。正しい教育をして、事実を受け止めることです。自分の祖先も、やり返して人を傷つけたという事実を。どちらの方が悪いのではなく、どちらも悪いということを。罪は承継して行ってはならないのだ。どこかで断ち切る勇気が必要なのだ。
 私も長い間、親の罪に悩んだものだ。申し訳なさと、是正できない自分に苛立っていたが、今はそうは思わない。私は私のやり方で、それを正していこうと思う。それでも人は間違えるものだ。良かれと思ってしたことも、ありがた迷惑のことだってある。
 自分の行うべき信念を決め、その心の軸に沿って行動をすれば、たとえ間違っていても、心折れることはなくなる。社長の心が折れたら、会社は終わりだ。親の「罪の承継」など考えず、使えるものは何でも使って、会社を残す!それが絶対条件なのだ。

 いつも読んでいただき、ありがとうございます。本日も皆さんにとって良い一日でありますよう、祈っております。

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シンジ

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