「相場」
おはようございます。
公響サービス、代表のシンジです。今日で952日目です。
みなさん。値決めをする時、周りの「相場」を考えていますか?例えば、コインパーキング。ここは1時間300円だけど、こっちは1時間400円じゃん!というように、違いがあると、少しムカッとしませんか?だから、企業やお店は周りの「相場」に合わせた値決めをしているところが多いですよね。
逆に、お店などは「相場」より少し安くして、集客を増やそうと考えることも多いのではないでしょうか?はい、これ負けパターンね。安売りなんて、小学生でも考え付く方法で上手くいくわけがないですよね。そもそも、周りの「相場」を気にしだしたら、もう負けと思った方が良い。
ものの価値は人によって異なる。状況や環境でも変わる。値段は固定ではない。例えば、ガソリンが1リットル180円で高いとニュースになるのに、自動販売機で売っている500mリットルのミネラルウォーターを100円で安いと思う人が多い。2本買えば1リットルで、ガソリンより高い物を飲んでいるんですよ!知ってましたか?
ガソリンは原油のない日本では希少価値がある。それが1リットル180円って安くないですか?中東から運んできて、原油を精製して、ガソリンとして小売りして。税金まで取っているのに、180円ってどんだけ安いんだ!私はそう思う。
逆に、お風呂に水を入れるのに、蛇口をひねって何十リットルもの水を使っているのに、水資源の豊富な日本では、2か月で水道料金は我が家は4,000円を切る。月に2,000円という安さだ。それなのに、ペットボトルの水なら100円で買うのか?私はボッタクリ的に非常に高いと思っている。だから私はペットボトルの水は決して買うことはない。
でも、そのペットボトルの水を砂漠に持って行けば、1万円でも売れるわけですよ。ものの価値なんて、固定じゃないんです。だから、「相場」なんて気にする必要はないのだ。
「相場」なんて、モヤモヤではっきりしないものは忘れた方が良い。自分がいくらで提供したいのかが大事であり、周りに合わせる理由は一つもないのだ。
その価格にきちんとした「理由」をつけることが重要なのだ。必要なのは「相場」じゃないのだ。あなたのその商品やサービス。なぜその価値なのか?もう一度考え直してみてはいかがでしょうか?言葉で定義してみましょう。そうすると、正しい「値段」が見えてくると思います。
いつも読んでいただき、ありがとうございます。本日も皆さんにとって良い一日でありますよう、祈っております。
シンジ