「優しい社長」

おはようございます。
公響サービス、代表のシンジです。今日で951日目です。

 おや?今日は私の誕生日だ。今日で50歳になったようです。今日は優しい社長ってどんな人かを考えてみようと思う。

 優しい社長というと、サラリーマン的発想だとこうなるのではないか?有休をすべて使わせてくれる。それでも病気になったら追加で休みをもらえる。仕事はいつも定時で帰ることが出来て、納期やノルマなどに追われることもない。給与は平均的よりちょっと多くて、時々社長のおごりで飲みに連れて行ってくれる。まあ、この辺でやめとこう。はい、こんなところでしょう?要するに、楽して儲けたいってことですよね。それって、社長が提供するものですか?
 それで、その会社は成り立ちますか?そもそも、そんな楽なら、従業員多過ぎじゃないですか?もっと減らせば、一人当たりの粗利は増えるし、給与も増える。もしくは、余った人員に遊んでいてもらうより、新規事業を始めさせた方が良いんじゃないですか?
 まあ、とにかく世の中楽をして、仕事をしたくない人が溢れかえっているように思う。別に仕事して欲しいなんて思っていませんから、いつでも会社を辞めて頂いて構いませんよ!何で会社に来ているのでしょうね?お金がないから?お金儲けなら、会社員は最も効率が悪い投資だって知っていました?他に能力がないから?それじゃ、勉強するしかないですよね?勉強したくない?それじゃ、諦めるしかないよね。楽も出来ないし、人より儲けることも出来ないよね。こういう人は、バクみたいに夢を食べているんですよね。とても哀れですが、かなりこういう人は多い。

 楽をさせてあげる社長なんて、優しいのとは違うよね。世の中の厳しさから守ってあげたって、永遠に守ってくれるわけじゃない。人はペットじゃないんだから、自分の足で立たなきゃならない。そのための道を示してくれる人が、本当の「優しい社長」だ。
 その示された道を、自分の足で歩くか、腰が引けて留まるかは、本人次第だ。他人にどうこうできるものでもないし、無理やり行動させても結果など伴わない。
 当然、選択肢は一つじゃない。示された道とは違う道を選ぶのも本人次第だ。足がすくんで前に進めないよりは、間違った道へ行って怪我をして、正しい道へ紆余曲折して戻ってくるのも、また良い経験だ。だから、私は動かない者が最も嫌いだ。私は「優しい社長」なので、そういう者は容赦なく置いていく。そういう者のケツを持ってあげて、その人の為になることは決してない。それは優しさじゃなく、単なる偽善だ。私はそう思っている。

 いつも読んでいただき、ありがとうございます。本日も皆さんにとって良い一日でありますよう、祈っております。

シンジ

いいなと思ったら応援しよう!