「名前」
おはようございます。
公響サービス、代表のシンジです。
名前はとても重要だ。個人を特定するという意味だけじゃなく、その名が「信用」を意味するからだ。
会社でいうと「社名」になる。社名は「ブランド」だ。その会社の名前があるから、仕事が取れるし、お金も借りられる。
「おさる」という芸人が、細木数子に言われて「モンキッキー」に芸名を変えたそうだ。しかし、彼はあまり売れず、また「おさる」に戻したらしい。詳しくは知らないが、その人がいまも売れないのには理由があると思う。
名前を変えただけで仕事がとれるほど、世の中は甘くない。ましてや「自分の名前」で仕事をするということは、自分の名前が「社名」であり、「ブランド名」なのだ。おいそれと変えられないし、上手く行っていなければすっぱり変えるのも重要だ。だから、夫婦別姓が認められなく、女性がキャリアと家庭の両方を手に入れられず、苦労しているってことだ。
話しは戻って、「おさる」という人が名前を変えても売れなかったのは、名前を変えただけで自分が変わっていなかったからだと思う。細木数子の考えは、ブランド名が変わったのだから、知っているところも含めて、営業せよ!という意味だったと思う。行動が伴わなかったことが売れない原因だったと思う。本当のところは知らないけどね。
我が国のフリーランス人口は就業者数の24%にもなっているそうだ。フリーランスということは、自分の名前=ブランド名ということだ。自分の名前で仕事をして、自分の名前で信用を得る。つまりは芸能人と同じような状態になるということだ。
会社に「おんぶ」に「抱っこ」状態でぶら下がらず、自分自身に市場価値を持たせるという生き方が、「自分の名前で仕事をする」ということだ。これが出来ると、とてつもなく自信がつく。何があっても、自分の力で何とかして行ける。これが本当の「自立」というやつだ。自分の足で立つってことだと分かる。それが分かると、世の中がとてつもなく自由な大海原に変わる。その中をどのように泳いでも良いのだ。それを楽しくワクワク思う者が、創業者としてやって行けるのだ。誰かに道を示してもらわないと、大海原で迷子になり、不安になって進めなくなる者は、サラリーマンをしてもらいたい。不安定な生活を楽しめず、安定を求める者は、自分の「名前」で仕事をすることには向いていない。会社の「名前」で仕事をしてくれればいい。それが、名前で「仕事」をするということだ。
いつも読んでいただき、ありがとうございます。本日も皆さんにとって良い一日でありますよう、祈っております。
シンジ