「紆余曲折」
おはようございます。
公響サービス、代表のシンジです。
人生は一度きりだから、失敗したくない。誰もがそう思う。だけれども、必ず成功する方法も、絶対的に正しいことも、この世の誰にも分からない。それが、人の世というものだ。既に成功している人と同じことをしても、成功するとは限らない。だって、人の望みは人それぞれなのだから。人の欲望の数だけ、方法も数限りなくあるのだ。
それなら、恐れることなく信じた道を突き進むしかない。紆余曲折を恐れてはならない。もっと近道があったのかもしれないけれど、あなたにとって、その紆余曲折は、必要なプロセスだったんだと思う。
私は大学へ行かず、工場で夜勤をしながらお金を貯めて、憧れのウィーンに住むことを目指した。目的を果たし、帰国後に今の仕事を始めた。紆余曲折を経た私を友人たちは「普通のレールから外れて、よく普通の生活に戻れたな?」と不思議がっていた。きっと彼らは、紆余曲折を恐れていたのだろう。そして、1歩を踏み出す勇気がなかったのだと思う。
21年勤めた会社で後継者としてNO.3の座にいたが、一念発起して創業した。またも紆余曲折を批判する者が多かった。「そんなの無理だ、止めておけ」前職の部下たちも一人も私には付いてこなかった。誰もが私の挑戦に乗り、紆余曲折を共に分かち合う勇気がなかったのだ。別にそんなこと、私には関係ないしどうでも良い。ただ、紆余曲折を恐れる者は、結局自分でコントロールできない何かに支配されて、不満を漏らし続けて人生を終えるってことだけは、確かなことだ。
人生は一度きりだから、後悔したくない。私はそう思う。失敗したくない人は、他人の敷いたレールに乗って、限られた自由を満喫すればいい。私は自由を手に入れるため、そのレールをかなり廃止した。顧客のレールが外れれば、更に自由になる。この先も私は紆余曲折を楽しもうと思う。一度しかない人生。あらゆることに挑戦し、失敗して、紆余曲折したらいい。それよりも、やらなかったことを後悔したくない。紆余曲折人生。私には最高の誉め言葉ですよ。
いつも読んでいただき、ありがとうございます。本日も皆さんにとって良い一日でありますよう、祈っております。
シンジ