「金に困ると」
おはようございます。
公響サービス、代表のシンジです。
「金に困ると」人はイライラするようになる。小さなことが気になり、自分が世界で最も不幸かのように思い出す。そして、手当たり次第に八つ当たりを始める。自分以外のすべてが憎くなる。要するに金に比例して心が狭くなるのだ。
ところが面白いことに金が増えて心が広くなるのは一定ではなく、年収がおよそ800万円位で止まってしまう。それ以上の年収になると、今度は金を失うのが怖くなり、また心が狭くなっていくのだそうだ。ここはあまり体感できる人がいないので話を戻す。
金に困ると、最終的には「誰が金なんて創り出したんだ!」と金にまで恨み節を投げかける始末だ。実にみじめな状態になったことがある。そして、空腹を抱えて考えた。だって、体力も落ちて、寝ているしかないけど、1日12時間以上は寝られない。だから、考えるしかなかったんだろうな。
そのようなシステムになっているのは、この世界が資本主義だからなんですよ。この世はお金を多く集める。という単なるゲームだ。そして、人よりより多くを得た者が称賛される世界だ。だが、そこに勝敗はない。あるのは、自分で「足るを知る」ということだけだ。
お金なんてカラーコピーの紙に過ぎない。いまでは、ほとんど単なるデジタル文字でしかない。そんなものが「0」の桁を多く印字してもらうか?してもらえないか?を競っているという、下らないゲームだってことだ。そんなことのために、一喜一憂してどうする?こんなルールを決めた奴は、どこの悪者だ!やはり、ルールを決めるにはまずは一番のお金持ちにならなきゃルールを変更する力は手に入らない。
20代の私はその時そう思ったのを覚えている。そこまでの考えは悪くない。それなのに、その先を考えずに寝てしまった、当時の私がアホだと思う。だれも私の曲など興味は持たないし、どうやって発信していくかも考えていなかった。単にコンクールに作品を出すまでで力尽きて終わったわけだ。
ビジネスはとても面白いゲームだ。必ずお客様という相手がいる。そして、お客様が喜ぶことをすれば、それが対価として感謝と共に得られるのだ。与えた後に、得ることが出来るのだ。これほど回転の良い感謝の連鎖は他にない。
ビジネスでは、お金に困ると、借りれば良い。お客様に泣きつけばいい。困っている現状を聞いてくれて、少しでも助けてくれるお客様を増やしていくのが、信用の積み上げだ。これは、ちょっとやそっとでは奪われない大事なものだ。お金なんかじゃ決して買えない。
仲間を増やして、お客様に信用されて行けば、「金に困ると」誰かが助けてくれるようになる。この世は何て素晴らしい人で満たされているのだろう!と、より感謝できるようになる。
一人で悶々としている時に「金に困ると」、ロクな考えが浮かばないってことだ。それが、犯罪者になっていくってことだ。同じ「金に困る」ことでも、結果は大きく違いますよね。
一人で解決しようとするから、上手く行かないのだ。どれだけ人を巻き込めるか?それが、明暗を分けるのだ。だから、感謝できるのです。金に困って、そのことを学ぶべきですね。
いつも読んでいただき、ありがとうございます。本日も皆さんにとって良い一日でありますよう、祈っております。
シンジ