「72の法則」
おはようございます。
公響サービス、代表のシンジです。
72の法則をご存知だろうか?複利で増えて行った場合に、元本が2倍になるのが、72を金利で割った年数という意味だ。72÷6%=12年で2倍になるってことだ。
例えば、年率7.2%の運用ができれば、10年後には元本が2倍になるということだ。小学校で複利の計算は習うが、このような重要な法則は教わらない。アメリカは高校でこのような法則を教科書で教えているので、投資リテラシーの高さが日本とは段違いになるのだ。
つまり、定年後に2,000万円が必要なら、2,000万円を貯金しようとする日本人は、働き続けなければならない。ところがアメリカ人は、30年後に2.000万円必要なら、最初に250万円を投資し、10年後に500万円にして、20年後に1,000万円にして、30年後には2,000万円を手にいれる。とかんがえる。それなら、最初の250万円を必死に働いて、その後は月日が経つのを待てばよくなるのだ。
株価も債権も乱高下するので危険だと思われるかもしれない。それは売買をするからだ。ずっと30年間投資していれば問題はない。長期的にはマーケットは右肩上がりなのだから。不動産リート、全世界株式ETF、各国の債権などに分散投資をしていれば、結果的には資産は必ず増える。固有銘柄などを買おうとしたり、売りが多くなった時に売却したりしなければ、資産は減りはしない。
また、「ドルコスト平均法」という法則もある。常に一定金額を定期的に購入し続けることで、価格の上下に関わらず平均的に投資が出来る方法だ。これなら、最初に250万円がんばる必要もなく、毎月数万円ずつ投資すれば誰にでも始められる。価格が低ければたくさん購入出来て、価格が高ければ購入量が減るだけのことだ。これも学校で教えてもらえない重要な法則だ。経営の勉強を始めて、初めて気づいたが、それまでに失っている年月はもう戻らない。投資は時間というレバレッジ(テコの力)をかけるので、早く始めるに越したことはないのである。
いつも読んでいただき、ありがとうございます。本日も皆さんにとって良い一日でありますよう、祈っております。
シンジ