「約束」
おはようございます。
公響サービス、代表のシンジです。
約束は守りましょう。幼稚園で習う、人として最低限必要な事です。当然、誰でも知っているし、誰でも実行して、いる?約束の大きさによって、変えていないだろうか?
例えば、金を借りたら必ず返すよね。仕事の納期は必ず守るよね。支払い日には必ず振込むよね。だけど、友達から借りた本、返していなかった!友達から借りた傘、返していなかった!今度遊びに行くよと言ったけど、一度も行っていなかった!
その程度の約束は重要じゃない。そう思う人が多いだろう。しかし、どんなに小さな約束でも、それを本気で実行する者が、本当に信用を得られるのだ。「今度飲みに行こうよ!」と言ったら、社交辞令で終わらせず、本当に日程を決めて、相手に開いている日の候補を送らなければ、実行されることは永遠にない。そうすると、あなたは「軽い人間」ということになるのだ。すぐに守れない約束なら、そう言えばいい。守るのが困難なことだったら、見込みが甘かったと、謝れば良い。
だいぶ昔の話だ。私は高校で理系の勉強を専攻していた。卒業後、私は大学に行かなかったが、当時大学生の友人が電話をしてきて微分積分を教えてほしいという。当然私は大学の微分積分など分からない。高校レベルで太刀打ちできないだろうと断ったが、文系を専攻していた友人は高校で微分積分をやっていない。そのため、基礎から分からないので、困っているとのこと。まあ、出来なくて元々、別に家にきても良いよ。と私は安請け合いをしてしまった。
案の定、その内容は私には理解できなく、さじを投げた。まあ仕方ないから、折角久々に来たんだから、いっぱい飲めよ。と酒を勧めたが、その友人は顔を真っ赤にして、「お前を当てにしてきたのに、真面目にやれ!」と怒り出した。私も「そもそも出来るなんて一度も言っていないだろ!勝手に期待して、勝手に失望してるな!迷惑だ!出てけ!」そこで決別して以来、彼とは会っていない。
勝手に期待するのも悪いが、そもそも安請け合いをした私にも非があると思った私は、それ以来、簡単に「YES」と言わないよう気をつけているつもりだ。しかし、社交辞令的なシチュエーションはよくあることだ。そこで固辞し続けるのも、またおかしい。約束とは、とても難しいものだと。この年になって思う。だから、出来るだけ約束は守ろうと努力しているつもりだ。もしも私が忘れている約束があるのなら、遠慮なく言ってくれ。「シンジお前忘れてないか?」と。
いつも読んでいただき、ありがとうございます。本日も皆さんにとって良い一日でありますよう、祈っております。
シンジ