「心を入れ替える」

おはようございます。
公響サービス、代表のシンジです。

 人生において、心を入れ替えるような大きな出来事は、そうそう何度もないだろう。もしかしたら、一度も経験がないかもしれないし、何度も経験しているかもしれない。だが、いままでの自分では、もういられない。そう思えるほど、自分を変えていけた人は、とてつもなく成長していることは間違いのないことだ。
 とてつもなく苦しい思いをして、とてつもなく辛い思いをして、とてつもなく悲しい思いをしても、何も変わらない人の方が多いことだろう。だから、「心を入れ替える」ことが出来た者は、非常に偉大だと思う。

 私は、愛する家内を可愛がってくれなかった、いやむしろイジメていた母が許せなかった。でも、10年ぶりに今年の正月に実家へ行った。甥っ子や姪っ子にお年玉をあげたかったからだが、母には歓迎された。その様子からして、母は自分が私に嫌われている理由が分かっていないのだろうと思った。本当にバカな人間だと思う。だから私は、そんなバカな人間に怒っていても仕方のないことだと思った。いままでは、家内に顔向けできない、という思いが強かったが、もはや意地を張るほどの価値のある人間じゃない。そう思うと、許すというより、もはやどうでもよくなった気がする。家内を失って4年半と15日。私の心境も変化したのかもしれない。少しずつ心を入れ替えて、親族に近づこうかと思う。時間をかけてゆっくりと。まあ、途中で死ねば、それはそれまでのことだしね。

 いつも読んでいただき、ありがとうございます。本日も皆さんにとって良い一日でありますよう、祈っております。

シンジ

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