「落とし穴」

おはようございます。
公響サービス、代表のシンジです。

 子供の頃、落とし穴を作って遊んだことがある。何が難しいって、見た目で分からないようにカモフラージュするのに、穴の上に網目に渡した棒切れの上に色々なものを乗せるから、重さで穴に落ちてしまうのだ。そして、苦労した割に獲物は全く取れなかった。

 仕事をしていると、失敗をすることはままあるものだ。簡単な仕事だと思っていたら、面倒なことになってしまうこともあるし、普通にミスをすることもある。人間だから、それは避けることができない。また、客先が複数にまたがる場合等、互いの思いが届かなく、炎上することもある。そういう時は、気にしても仕方ない。私はすぐにしっぽを巻いて逃げるようにする。そこで変なプライドを保つために、必死になったところで、一度グダグダになって煮崩れた芋は元には戻らないのだから。その段階でカモフラージュは効かない。
 その仕事は「のし」を付けてお返ししてもいいし、早期撤退を決めるべきだ。傷が浅いうちに。早めの段階なら、落とし穴に落ちたところで、穴は浅い。たいしてケガなどしないのだ。何事も撤退ラインは決めて始めなければならないと思う。その見極めにより、落とし穴の深さは決まると、私は思っている。どうせ落ちるなら、浅い方が良いに決まっている。妙なプライドが、穴を深くするってことだ。

 いつも読んでいただき、ありがとうございます。本日も皆さんにとって良い一日でありますよう、祈っております。

シンジ

いいなと思ったら応援しよう!