「思い込み」

第1,410回
おはようございます。
公響サービス、代表のシンジです。

　人は「思い込み」の強い生き物だ。会社から渡されている給与明細。計算が合っていると思い込んでいますよね？だから詳細に見ることもなく、手取り（可処分所得）にしか興味がない。だから、会社が計算間違いをしても気づかない。
　学校の先生は計算間違いや漢字の書き間違いをしないと「思い込んで」いないだろうか？人は立場で相手のことを見る傾向が強い。そのため「思い込み」の沼にはまってしまうことがあるのだ。
　小学生の頃、習っていたサッカークラブでマラソン大会があった。私は自分の通っている学校じゃない学区だったので、コースが分からなく、先頭を走る地元の子をマークして最後に抜き去り1位でゴールした気分でいた。ところが、先にゴールしている子が何人もいて驚いた。先頭を走っている子が道を間違えて遠回りをしてしまっていたのだ。地元の子だからコースを間違えることはないだろうと「思い込んで」いたのだ。サッカーはヘタクソだったが、走ることだけは自信があったので、結果的に悔しい思いをしたのを覚えている。
　人は「思い込み」の強い生き物だ。企業の不祥事が発覚すると、その企業の商品もそこで働いている人も、すべてダメなものと「思い込む」人が多い。そうやって信用を失うから企業は簡単に倒産してしまうのだ。そのきっかけを作っているのが人々の「思い込み」だ。
　官僚は頭のいい人の集団だ。いままで通り、日本のかじ取りをうまくやってくれるだろう？政権は与党に投票していれば無難だろう。そういう「思い込み」が変われない日本を作っているのだ。
　日本は先進国で世界第3位の経済大国でお金持ちだ。そういう「思い込み」が変化を嫌い、成長を妨げているのだ。日本は貧乏国に成り下がった事実を見ようとしない方がどうかしている。そして、それを改善しようとしないとは愚の骨頂だ！やり方が分からない者は退場すべきだ。この先、20年30年でどこまで成長できるか？見据えることが出来ない者に価値はない。「思い込み」という幻想を抱いて退場してもらおう！

　いつも読んでいただき、ありがとうございます。本日も皆さんにとって良い一日でありますよう、祈っております。

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シンジ