「責任」

おはようございます。
公響サービス、代表のシンジです。

 経営者は会社のすべての責任を負っており、会社で起こったことはすべて、経営者の責任だ。しかし、従業員にも責任は当然ある。経営者の責任とサラリーマンの責任は異なります。
 まず、経営者には利益責任があります。企業は利益を出して、そのお金を原資に、事業を継続しています。つまり、利益が出なければ、事業を継続できなくなるのです。事業を継続できなくなれば、商品やサービスをお客様に提供が出来なくなり、結果的にお客様のためになりません。従業員の雇用も出来なくなります。ですから、企業は利益を残さなければならないのです。赤字にしてはならないのです。それは、経営者の責任なのです。
 従業員には利益責任はありませんが、業務遂行責任があります。経営者から指示された仕事、任された仕事をやり抜かなければなりません。途中で投げ出したり、やりたくないなどと、わがままを言う権利はありません。嫌なら、会社を辞める以外にありません。
 また、経営者には事業継続責任があります。事業が継続出来なくなると、商品やサービスをお客様に提供が出来なくなり、結果的にお客様のためになりません。従業員の雇用も出来なくなります。ですから、企業は事業継続をしなければならないのです。事業を続けるために、現在のビジネスモデルが古くなってはいないか?この後数年後、数十年後はどうなるのかも考えて備えなければなりません。同様に、自分が死んだ場合は会社を誰が経営して継続するのかも考えておかなければなりません。事業承継をどの様に行うかも、現経営者の継続責任になります。それが例え廃業であっても、先に決めておくべきことです。突然の倒産では、責任を果たせなかったことになるのです。
 従業員は、その人格を会社に与えることなく、人権なども犯すことがなければ、基本的に人事権や業務遂行や人事評価など、あらゆる面で会社の方針に従う責任があります。もし、役職や給与が気に入らない。評価の仕方が気に入らない。朝礼をやりたくない。出勤時間が気に入らないなど不満があるのなら、会社を辞める以外にありません。従業員側に決定権はありません。すべて従う責任しかありません。

 えっ?そんなの当然で誰でも知っていることだって?意外とそうでもないんですよ。ポカっとこんな当然のことを忘れている人、そもそも知らない人、結構多いですよ。だって、就業規則に書いてあっても、読んでも意味不明でスルーしているサラリーマンは多いですからね。自分の会社の就業規則、見なおしてみてはいかがでしょうか?就業規則がそもそもないような会社だったら、会社側に要求しましょう。それで就業規則を作ってくれないような会社だったら、辞めることをお勧めします。

 いつも読んでいただき、ありがとうございます。本日も皆さんにとって良い一日でありますよう、祈っております。

シンジ

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