「やり直し」

おはようございます。
公響サービス、代表のシンジです。

 失敗を恐れるものは多い。だから挑戦をしなくなる。とりあえずやる。ということが出来ないのだ。とりあえず転職しろとは言わない。とりあえず、転職サイトに登録すれば良いのだ。とりあえず創業しろとは言わない。とりあえず、創業スクールなどで学んでみれば良いのだ。思った通りじゃなければ、自分の計画を修正して「やり直し」をすれば良いだけだ。ところが、その「やり直し」を良くないことと思われる風潮が強いのが、日本という国の特徴だ。
 日本は一度失敗すると、周りが徹底的にその人をせめて、再起不能にしてしまう。先の米国大統領は会社を4度も倒産させているのに、大統領としてやり直しが出来たのだ。かの国は「やり直し」に寛容だと思う。だからこそ、スタートアップが育つのだ。一度の失敗で人生詰んでしまわないから、挑戦が出来るのだ。
 日本は創業支援などを行っているが、最も重要なのは、失敗した時の「やり直し」を許容する制度だと思っている。誰だって、失敗したくて失敗する者はいない。しかし、そこで得た失敗の知見は、他に代えがたい経験となる。それを次の挑戦に活かさない手はないではないですか?
 そして、大切なのはスピード感です。やり直すのに一番必要なのが「時間」です。ですから、早く行動して失敗したら、早くやり直すのです。そうすれば、時間を節約できるし、早く決断することで、撤退ラインを低くして失う金額も小さくできます。そして、借金は次に成功した時の出世払いにすれば、挑戦する人はどんどん増えるはずだと思います。日本をもっと、「やり直し」のきく国にして欲しいと思います。

 いつも読んでいただき、ありがとうございます。本日も皆さんにとって良い一日でありますよう、祈っております。

シンジ

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