「人がやらないことをする」
おはようございます。
公響サービス、代表のシンジです。
日本は周りに合わせる協調性が欠かせない国だ。それは学校教育で「こうあるべき」と徹底的に教え込むことが原因だ。少しでも人と違う個性を出すと、すぐに仲間外れになり、イジメられる。勉強が人より努力して出来るようになると、途端に順位を抜かれた子は、嫉妬によりイジメを開始する。いまはSNSを使って攻撃をするそうだから、陰険だ。
私が子供の頃も、体が小さな子が成長し、足が速くなったことで、いままで負けたことがない子がその子に負けたことを根に持ち、暴力に訴えたことがあった。まだ、昔は直接攻撃するので分かり易かったと思う。
とにかく、日本は出る杭は打たれる文化なのだ。そうやって高校まで卒業し、大学へ行った時に、「好きな研究をするように」「好きな勉強をするように」と言われても、周りに合わせてきた子が、いきなり自我をだせるわけがないのである。もしくは就職をするときに、「好きなことを仕事にしなさい」と言われても、何を選べば良いのか?さっぱり分からない。というのが本音なのだ。そして、結局友人と一緒に面接へ行き、自分で職を探すというより、いい加減なリストの通りに片っ端から面接を受け、どこかに拾われて、その仕事が好きかどうかなど分からぬまま、月日が流れるのが、一般的な人の就職活動だろう。
そんな人が、会社組織の中でも、目立つ存在になることはない。そして、不満を抱えながら、特徴の無い仕事をして、何の成果もあげられず、何者にもなれず、存在価値も分からぬまま、月日が流れるのだ。そういうサラリーマンがごまんといるわけだ。
何かを決断するとき、私は「困難だな」「苦しいな」と思う方を選択するようにしている。いままで、困難と思う方を選択して間違っていたと思ったことは一度もない。正解か不正解かの問題ではなく、必ず自分にとって得られることがあるからだ。だが人は弱い。その困難から逃げる選択をするときもある。そして、後悔をすることになるのだ。
だから、何事を行うにも、「人がやらないことをする」習慣を身に付けるべきなのだ。私の事業に、このブログは全く意味をなさない。更に、フォロワーも少なく、人への影響は鼻くそ程もない。会社の宣伝にもならないのに、毎日ブログを書いているというのは、普通こんなことしないだろう?と思うことが、その「普通」とはあなたの普通であって、他人の普通ではないということだ。
ビジネスは、法に触れない限り、やり方は自由だ。同じビジネスモデルで永遠に勝ち進める企業は基本的にない。だから普通のやり方など、この世にはないのだ。人がやっている方法を真似るだけでは、あなたに勝ち目はない。それなら、「人がやらないようなことをする」方が、競合と土俵を変えることもできるのだ。そこに明確なルールはないのだから、ルールは自分で作ればいい。要はあなたのルールに顧客が乗るかどうかなのである。人と同じことをしていたら、決して思いつかないことに挑戦できるのが、唯一経営者だけの特権だ。だからこそ、「人がやらないことをする」と決める覚悟が必要だ。
いつも読んでいただき、ありがとうございます。本日も皆さんにとって良い一日でありますよう、祈っております。
シンジ