「やる気」
おはようございます。
公響サービス、代表のシンジです。
何を行うにも「やる気」がなければ人は動かない。人は元々怠け者なのだ。やる気が起きるのはどのような時であろうか?
成果が目に見えて分かる時。金銭的な報酬が大きい時。感謝されたとき。その行為が楽しい時。自分なりの目標があり、達成間近の時などが考えられる。
逆に、やる気がなくなるのはどういう時であろうか?努力の成果が見えてこない時。金銭的な報酬が少ない時。やっても誰からも感謝されない、褒められない時。その行為がつまらない時。目標がない時。そして、あなたの行為を否定されたときだ。だから、どうにも「やる気」が出ない仕事があるものだ。次からはその会社との付き合いは辞めることにする。
ビジネスは結果が全てなので、どれだけ努力したかは関係ない。だから他人のチェックを受けるのも当然だし、それを修正するのも当然だ。だが、そのチェックに悪意があるとすると、話は別だ。
某広告代理店で若手社員が自殺した事件。やっても、やってもOKの出ない仕事。何が正しく、何が悪いかも分からない状態で、時間だけが過ぎて行き、徹夜でやらなければならなくなる仕事に、「やる気」が出る者などいない。そうすれば、結果が伴わないのも当然だ。それを、結果を出せなかった個人の責任にするのは間違いだ。
外注の下請け仕事も同様だ。お客様からチェックを受けるのは当たり前だ。だが、そのチェックが、担当者の個人的趣味や当初の約束と変わってしまった場合等は、変更をした客先に責任がある。認めようと、認めたくなかろうと、それが下請法というものだ。だから、私は「やる気」の出ない仕事は、後回しにして納期を伸ばし、適当に行う。それで不満足なら、ノシを付けてお返しする。そしてお金の請求はキッチリ行う。それが、責任を取るということだ。
仕事を請けた側の責任ではなく、仕事を依頼した側の責任を問うている。依頼した側が威張って、やりたい放題をして良い理由はどこにもない。カスタマーハラスメントに相当する。日本は、お金の流れの上流が、下流をいじめて喜ぶ品の無い文化が根付いている。そのような客は、既に客ではない。我が社は徹底的に戦う方を選ぶ。逆に裁判になるなら、めちゃくちゃ「やる気」が出る。だって、負ける気がしませんからね。下請け法を読んだこともない、上場企業の一社員は、その失敗でその部署での栄達は閉ざされる。会社のブランドを笠に着て、市場価値の無い人物は、それなりの末路が待っている。今はそういう世の中だ。
いつも読んでいただき、ありがとうございます。本日も皆さんにとって良い一日でありますよう、祈っております。
シンジ