「優秀な人材」
おはようございます。
公響サービス、代表のシンジです。
中小企業はビジネスマナーの基礎を教えるのが面倒だし、中途採用をすると省略できると考える場合が多い。ですが、逆に中途採用者は既に今までのやり方が、その人の中で確立されていて、自分の殻を壊して近づいてきてくれる人は稀だと思う。そして、肌が合わないと、また辞めていくのです。
企業にはそれぞれ社風があって、考え方も異なる。ローカルルールもあるし、そもそも一緒に仕事をする「人」が違う。その時点で普通の人は人間関係を最初から構築しなければならない。経験者を採用したところで、実際には「0」スタートと思うべきなのです。
それなのに経営者が、「経験者を雇ったから、即戦力になってくれるに違いない」と思ってしまうのは違うと思います。どれ程実力があっても、人間関係が「0」スタートの人を手伝ってくれる人などいませんし、ローカルルールを教えてくれる人もいません。だって社長!あなたが教育に力を入れていないから、従業員は評価されないことなんて、やってくれませんよ!
従業員教育は、社長の考えをそれこそ「洗脳」するかのように浸透しなければなりません。出来れば新卒採用、難しければ考え方をそろえられる、柔軟な頭の持ち主を雇うべきだと思います。「良い人材が来ない?」いやいや、「0」スタートで始めるのに、良い人材なんているわけがないでしょ!あなたの会社のことを知っていて、経験していて募集してくるのって、以前に辞めた従業員だけじゃないですか?
人を採用し、教育をするときは、「0」スタートで始めることを忘れてはなりません。良い人材を探すこと自体間違っています。考え方を会社に合わせてくれる人を採用するのです。優秀な人材を待つのではなく、優秀な人材に育てるのです。
いつも読んでいただき、ありがとうございます。本日も皆さんにとって良い一日でありますよう、祈っております。
シンジ