「噂」
おはようございます。
公響サービス、代表のシンジです。今日で949日目です。
人はいない人の噂(ウワサ)話しが好きだ。その場にいない人のことを云々と。そんなことをして、何の得があるのだろうか?とはいえ、誰がどこで何を言っているのかもわからないことを「やめろ!」と言うわけにもいかず、改善など出来ようはずもない。
教室内で小さな声で、クスクス笑っている人がいると、授業をしている先生は落ち着かなくなるものだ。当時は先生のことなど考えてあげなかったが、人前に立って授業をする者からすれば、聞いてくれない生徒がいることは、きっと苦しかっただろう。教壇に立てなくなった先生の気持ちが、大人になって少しわかる気もする。結局は自分の問題なのだが。
以前、会社の女性で人の噂話しを、非常に気にしている子がいた。男性の方が多い職場だったので、男どうしクスクスと笑って仕事をしている集団もいた。それが気になっていたようで、自分のことを「噂」されていると思い込み、思い悩み、ついに切れたことがあった。
帰宅するときに着替えるためにロッカー室に入ったところ、物の壊れる音に驚いて近くへ行ったが、女性更衣室だ入るわけにもいかない。そのうち叫び声も聞こえてきた。ものすごくののしっている。結局、その子は被害妄想に取りつかれていたのだろうけれど、とても可愛そうなことをした。当然、その子はすぐに会社を辞めた。イジメていたわけじゃないのに、こういう事も起こり得るということだ。
人の噂(ウワサ)をするものは、自分が噂になるのを恐れる。意外と、人の噂に戦々恐々となっている人は、自分でもいない人のことを云々言っているのだろう。
出来れば、人の噂は「良い噂」をすべきだ。その場にいない人を褒めよう。その場にいない人を褒めると、他人からその話は伝わり、それを聞いた本人は、直接褒められる以上に、うれしいものだ。こうしてできた信頼関係ならば、逆に多少の冗談を交えても、壊れることはなくなる。
きっとわかってはいるのだろうけれど?それでも、人はいない人の悪い「噂」をやめられないのだから、困った種族ですね。やれやれ。私は何を言われても気にしないので、悪口が言いたければ、私に聞こえないところで、いくらでも言ってください。別に命取られるわけでもない。お好きにどうぞ。
いつも読んでいただき、ありがとうございます。本日も皆さんにとって良い一日でありますよう、祈っております。
シンジ