「折り返し地点」

おはようございます。
公響サービス、代表のシンジです。

 人生100年時代と言われるようになりました。つまり、50歳で折り返し地点というわけです。そう考えると長いのか?既に短く感じるかは、人それぞれでしょう。個人的には折り返し地点は来年なので、後半戦がんばろうという気持ちがあるだけです。
 同様に、社会人人生にも折り返し地点があります。これも人それぞれでしょうが、大学を卒業した22歳で入社したことを想定し、65歳の定年(延びる可能性はありますね)だとすると単純に43年間の会社人生です。折り返し地点は44歳~45歳に訪れるのではないでしょうか?20年以上の経験を積み、既にベテランだと思いますが、同時に先も見えているのかもしれません。
 ここで考えるべきは、同じ会社にいつまでもいて良いのだろうか?経験を売りに、同業他社に転職してそこで定年を迎えるのか?全く知らない新天地を探し、ゼロから会社人生を構築し直すのか?いままでのスキルを利用して、起業独立するのか?20年以上の投資が上手くいき、引退をするのか?5パターン程が考えられます。全く経験のない脱サラを夢見ての創業は99%失敗するので、パターンに含めません。
 何もしない。何も考えない。変化はしたくない。という気持ちは理解できますが、40代後半に入るところで、一度真剣に考えてみると良いと思います。因みに私は46歳で独立をしました。真剣に考えたのは、45歳の時です。社会人として、会社で働く年齢の「折り返し地点」でのことです。
 日本の95%以上の人が働いている中小企業を考えると、その会社が未来永劫存在するとは思えません。あなたの会社の社長は何歳ですか?後継者は決まっていますか?後継者の経営力はいかがでしょうか?あなたが定年退職するまで、会社は存続しえるでしょうか?はたまた、御社の取引先企業は存続しえるでしょうか?いまは、取引銀行でさえ存続が危うい時代です。泥舟と気づかずに沈没しても、それは無限責任(2022年6月23日参照)。職業を選択したあなたに責任があり、経営者に文句をいっても、何も始まりませんよ。
 一度真剣に、あらゆる方向性を検討してみるのは、今後の自分の人生の身の処し方の為にも、とても良いことだと思います。その際には、感情を排して考えることをお勧めします。感情的な判断程、人を間違わせるものはありません。多くの失敗をしてきた経験則です。

 いつも読んでいただき、ありがとうございます。本日も皆さんにとって良い一日でありますよう、祈っております。

シンジ

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