「表情」

おはようございます。
公響サービス、代表のシンジです。

 表情はとても重要です。日本人は表情やゼスチャーが少ないと言われますが、リモートワークの浸透で、自分の表情やゼスチャーの小ささに気づいた方も多いのではないでしょうか?リモート会議をしている時に、大きくうなずいている人がいると「安心」するものがありますよね。「おっ!聞いてくれているな!一人芝居になっていないな!」とね。
 古来より「顔に出る」という表現があるように、人は表情に感情が表れます。そして、人はその表情に大きく影響を受けています。笑顔で対応する内容と、無表情で行う作業では、受け手の気持ちが違いますし、実は本人のやる気にも影響が出てきます。
 ある実験で、ペンを歯でくわえて唇をつけない状態を続け、2種類の記事を読んでもらいました。つまり笑っている表情になるということです。悲しい記事と楽しい記事がありましたが、実験後に覚えている記事を聞くと、楽しい記事の内容を記憶している人の方が多かったのです。
 以前、日本マクドナルドのメニューに「スマイル0円」というメニューがあり、レジで商品を受け渡しする女性スタッフに微笑んでもらう。というサービスがありました。お姉さんに笑顔でハンバーガーを渡してもらう子供たちが、どれほど興奮したかお分かりいただけるでしょう。とても良いサービスだったと思います。
 このように、良い表情のところには、人が集まり情報が集まり、運も上昇します。逆に陰気な表情の人のところには何も集まらないので、運も良くなりません。成功する社長は、どんなに苦しくても笑顔を絶やしません。ぼやきません。人のせいにしません。不足をなげきません。手元にあるもので、どうするかを考えます。この手駒だけでどうやって逆転するか?面白くて唇の端が持ち上がって来るじゃないですか!ワクワクが止まらなくなるじゃないですか!そういう表情をしている人は、必ず最後は上手くいきます。
 仕事を断る時も、トラブルになった時も、笑顔で厳しいことを言えば、必ず最良の結果になるのです。笑顔を続ければ、自分の感情も自然と良い方向に流れるのです。ですから、私は毎日ヒゲをそりながら、鏡に向かって笑顔の練習をしています。自分の笑顔を見ていると、「今日も一日がんばるぞ!」という気持ちになって、力が湧いてきます。人は表情に影響を受ける。みなさんもお試しあれ。

 いつも読んでいただき、ありがとうございます。本日も皆さんにとって良い一日でありますよう、祈っております。

シンジ

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