「待つ」
おはようございます。
公響サービス、代表のシンジです。今日で1,045日目です。
コミュニケーションが苦手で、言うべきことをスムーズに話せない人は多い。相手に気を使い、頭が真っ白になってしまうのも分かる。相手が大物(本人の勝手な認識)だと、余計にテンパってしまうのも理解は出来る。だが、それでは会話は成り立たない。物事をはっきり言うことは大事なのだが、やはり出来ない者がいることは否定できない。
多くの上司はその時に、イライラして先を急がせてしまうと思う。確かに、その人一人を待ってはいられない事情も分かる。だが、はっきり伝わらないよりも、少し待ってあげて、その従業員の言いたいことを聞いてあげる方がどれ程良いか?
分かっているけれど、何度も言い間違える部下をイライラした態度で「何が言いたいんだよ!早くしろよ!時間ないんだよ!」と言ってしまう人が、とても多い。せっかちな私もその手の方だ。とても反省しているが、その時は頭に血が上って、すぐに「待つ」ことを忘れてしまう。
そうすると、相手は委縮してしまい、余計に言葉がのどから出てこない。上手く結論が言えず、経緯を説明しようと余計なことからしゃべりだすことが多い。そうすると、イライラした上司は勝手に先読みをして「それはこういう事だろ!」と、さっさと結論を出してしまうことが多い。
しかし、部下だってバカじゃない。それは十分わかっていて、その後に困った事態になっていて相談しているのに、待ってくれない上司にそのことが伝わらない。という、かみ合わない状況を作ってしまうのは、すべて「待つ」ことのできない上司側に問題がある。
当然、いつまでも待てばいいわけじゃない。待った方が結論が出そうなとき、自分で考えさせるべき時を見極めなければ意味がない。逆に、待っても結論が出ないであろう時は、ヒントを与えたり、水を向けるなど、方法を変える必要があるのだ。
基本的に従業員は、給与を上げてもらっても、3日で忘れる。しかし、声をかけてもらい、話しを最後まで聴いてもらったら、一生忘れないのだ。そのためには「待つ」ことも、とても重要な仕事だと思う。
いつも読んでいただき、ありがとうございます。本日も皆さんにとって良い一日でありますよう、祈っております。
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シンジ