「比べる」
おはようございます。
公響サービス、代表のシンジです。今日で959日目です。
あなたは子供の頃から、他人と比べられてきたと思います。親から、あの子は出来るのに、あなたはなぜできないのか?そう言われたことはないだろうか?そう言われると、もうそのことを努力しようとは思わなくなる。
足が速いね!と言われると、その気になって陸上部に入ろうとする。ピアノが上手いね!と言われると、音大を目指そうとする。勉強ができるね!と言われると、もっといい点を取ろうとする。得意なものって、そんなものだ。もっと他に得意なことはあったのかもしれない。しかし、そうやって、人は子供の頃に得手不得手を周りに押し付けられてしまうのだ。
仕事も同じだ。初めて行った仕事をそのまま一生続ける人もいるし、挫折して違う道へ行く人もいる。誰と一緒に働いたか?それだけで、人生も変わってくる。これも、他人と「比べる」ことの弊害だ。
例えば、彼にはどう努力しても勝てない。そう思った時、自分には才能がなかったと思ってしまう人がいる。これも「比べる」弊害だ。
失敗を恐れるのも、失敗していない他の人と「比べる」から失敗が怖くなるのだ。自分の気持ちとして失敗を恐れているのではない。失敗をした人と見られることを、恐れているのだ。
テストの点数や会社の業績などは数字で「比べる」ことは出来る。でも、それは他人のために行っているのではないですよね?テストの点数を上げたいのは、あなたに成長をしたい意志があるからですよね?会社の業績は銀行に良い顔をするための業績でもなければ、人に自慢するための見栄でもない。会社に関わる人すべてが幸せに生きていくために必要なことだからですよね?
人は、比べなくても幸せにはなれる。自分の幸せは自分で決めることだから。あの人は何を持っているけれど、私は持っていない。と思うから、不幸に感じるのだ。自分はこんなものを持っている。そう思えばいいだけのことなのだ。
子供の頃から刷り込まれた、他人と「比べる」という行為を自分が行ってしまうことが、不幸の始まりなのです。
他の人が何を持っていても、いいじゃないですか!あなたは、あなた特有の何かを持っているのだから。人に奪われない何かを必ず持っているのだから。
いつも読んでいただき、ありがとうございます。本日も皆さんにとって良い一日でありますよう、祈っております。
シンジ