目黒区立美術館 中村直人
1905年に長野、上田あたりに養蚕農家(おそらく戦前までは生糸の輸出も盛んであり、金はある方と推測される)に生まれた。
木彫りの才能があり、戦争に従事して戦意高揚のための絵葉書やブロンズを作っている。
藤田嗣治に勧められ、戦後に家族でパリに移住し、狭すぎる家の空間的制約のために彫刻から独特な絵画(描いた後に紙を揉んでひび割れを作為的に起こす、朱色、緑の西洋で見ない色彩感覚、首が長くアジア的な顔面のキャラクター)で人気だったよう。帰国後、よくわからないが、自分の作品に感動して