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エッセイ(グミ)

 私はグミが『なんとなく』好きだ。

 そして、たまーにしか食べない。
 ペースにして、だいたい2週間に1回くらい。

 グミもれっきとしたお菓子だと思うけれど、チョコレートやクッキーとは違い、個人的にお菓子のカテゴリには入っていない。
 サプリとか栄養食に近いような、ややケミカルな、医薬品のような部類に入っている。

 イメージ的には、スーパーではなくドラッグストアに売っているような感じ。実際にはスーパーにも売っているけれど。

 見ているだけで楽しい、明らかに合成着色料まるだしの、赤、青、緑、黄色のグミ。

 特に、外がザラメの砂糖でコーティングされているヤツが好き。
 口に入れた時の、あのざらざらした食感と、ダイレクトにあまーい糖が脳に届くような感覚。

 人体実験でもしてるかのようなワクワク感。

 「無人島に何持っていく?」と聞かれたら、まずリュックの中に生活必需品を詰め込んだ上で、外ポケットには必ずグミを入れていきたい。
 (外ポケットに入れるランキング1位)

 そのくらいの『なんとなく好き』加減である。

 ちなみに、私はよくアイスコーヒーを飲むのだが、こないだ、付け合わせにグミがよく合うことに気づいた。

 これがチョコレートだと、口の中で冷えて固まる感じがするし(コーヒーもチョコも両方茶色なのもちょっと)、クッキーとかだと、お腹いっぱいになりそうで、やや罪悪感がある。

 でもグミだと、なんだかサプリ感があるので、あまり細かいことを気にせず食べられる、気がする。
(むしろグミのカロリーって相当高いらしいが)

 なんとなーく好きな食べ物、グミ。

 今後も、嫌いになることも、夢中になることもなく、なんとなーく好きのままでいることだろう。

 というわけで、これからも、末長くよろしくお願いします。


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