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メガベンチャーからスタートアップに飛び込んだ4ヶ月の振り返りと2022年を迎えて

初めまして。abeです。
初めての方も多いと思うので、最初に簡単に自己紹介をさせてください。

自己紹介

新卒でハウスメーカーの現場監督を経験し、
その後マーケティングリサーチのマクロミル」転職しオフラインリサーチの運用を2年半・セールスを6年行いセールスリーダーを経験。
その後、2021年夏に「KARTE」を展開するSaaS系ベンチャーのプレイドにジョイン。
それと並行して不動産ベンチャー「PICK」でマーケティングのリードを担当。2022年春に不動産電子申込サービスをローンチ予定。
趣味はキャンプと大谷翔平選手のHRウォッチ&海外サッカーでプレイする日本人選手の活躍ウォッチ。
好きな言葉は「風が吹けば桶屋が儲かる」。常に先を意識して行動することの大事さを説いているこの言葉が大好き。

という感じでの人で、要約すると

  • 元現場監督の現ITの人

  • メガベンチャー「マクロミル」からスタートアップ「PLAID」に転職

  • 海外で活躍する日本人に刺激受けがち

こんな感じの人でしょうか。
2022年に入ったこともあり、今まで見る専でしたが、棚卸し的に初めてnoteを書いてみようと思います。
(これ読む人いるんかな・・・笑)


なぜ、マクロミルを辞めたのか

突然ですが、辞めた理由について簡単に触れたいと思います。
大前提マクロミルはとても良い会社でとても良い環境でした。だから8年半も在籍していたんだと思います。笑

マクロミルはリサーチのイメージが強いと思いますが、実際はリサーチの相談はもちろん、ビジネス課題・経営課題・マーケティング課題・・・世の中の有名な会社のマーケティング部や経営企画の方など日々本当に多くの相談をいただくことができます。

「世の中の会社ってこんなに困っているんだ」

これがマクロミルに入社してすぐ感じたこと。

相談いただく内容はさまざまでしたが、時には要件が固まってないこともあり、そもそも何のためにマクロミル(私)に相談がきているのか、そこから整理させていただくこともありました。
途中大阪転勤などもさせてもらい、担当した業界は、FMCG系・電機メーカー・広告代理店・車メーカー・・・等様々あり、本当に色んな業界と課題に触れることができたのは大きな財産です。
本当に20代の大半をマクロミルで過ごせたのは貴重だったなと感じました。

リサーチとはビジネスの成功確率(≒確実性)を上げるための手段

タイトルの通り、私はリサーチをそう捉えており、ビジネスをするには切っても切り離せない重要なピースだと確信してます。
一方で、成功確率を上げるためのお手伝いはできるが、最後の実行の部分のピースにはなれない部分に"もどかしさを感じ始めていた"のが一番の大きな理由です。

客観的なデータや、定性的なユーザーの反応などから示唆を出し、クライアントに我々の考えを提供差し上げる。ここに物凄く仕事の面白さを感じていましたが、その後の意思決定の部分はクライアントマターであり、中々入り込める余地が少なかったのです。

また、その頃自身が副業である会社のリブランディングのお手伝いをさせていただいた際に、ブランドの定義などを再設定した後に、制作会社さんを選定させていただき、一緒にWEBサイトやブランディング動画を作成していくSTEPが物凄く楽しく、ワクワクしたことも大きなきっかけの一つでした。

なぜプレイドにジョインを決めたのか

では数ある会社の中からなぜプレイドを選んだのか。
サマると以下になります。

  1. エンジニアサイドとビジネスサイドを両方理解して架け橋になれる存在に価値と魅力を感じたため

  2. ミッションに共感したため

  3. 自分より優秀な方が圧倒的に多いと感じたため

一つずつ簡単に説明します。

1.エンジニアサイドとビジネスサイドを両方理解して架け橋になれる存在に価値と魅力を感じたため

これは上記に記載した通り、副業でWEBサイトの制作などのディレクションをやらせていただいたことがあったのですが、圧倒的な知識不足を感じ、自分の弱点を痛感しました。
今後、IT業界で生きていくためには、ここのスキルは無視できないし、このままだとまずい。正直にそう感じました。

ただ、年齢も決して転職するには若くない34歳。前職でも昇格のお話もいただいていた中で、そのまま残る可能性もありました。
ただし、昔から自分のルールで決めていることで、「悩んだら難しい方を選ぶ」というのがあったので、悩むくらいなら新しいチャレンジをしようと。そこでだめならまた考えれば良い。それくらいの気持ちで転職を決意しました。

2.ミッションに共感したため

「データによって人の価値を最大化する」
このミッションに大きく共感しました。

昨今データがより注目されていますが、顧客一人一人を見ていないマクロな視点から捉えられることがほとんどです。プレイドはミッションの通り、一人ひとりの"人"に強くフォーカスをした会社です。

またAIなどによって効率化され、便利になる世の中ではありますが、あえてそこに「人」が介在することで、一見遠回りになるかもしれないけど、人の感情を入れることでより良い体験が生まれる。そんな世の中を残したいし、実現したい。
そんな自分の想いと会社のミッションが重なったことが大きかった。

3.自分より優秀な方が圧倒的に多いと感じたため

もちろん前職のマクロミルも自分より優秀な方はとても多く素晴らしい環境でした。しかし、8年半在籍していると社内では古株となり、チームメンバーもいたため、当然聞かれること教えることも割合的には多かったが事実ありました。
且つ、エンジニアが社内にいる環境ではなかった(実際は少人数いた)ので、エンジニアリングスキルは今までほぼ皆無でした。そのため、エンジニアの方へのリスペクトが特段大きいかもしれません。
(因みに現場監督時代は大工さんを鬼リスペクトしてました&今もめっちゃリスペクトしてます笑)

なので優秀なエンジニアの方が多い環境をとても重視してました。
プレイドは社員の4割程度はエンジニアで構成されており、Biz側であげた声が形になるのが本当に早い。
入社してまだ4ヶ月程度ですが、そのあたりのスピード感は本当にすごいと思います。

入社してから4ヶ月

2021年9月にPLAIDにジョインをして約4ヶ月が経ちました。
200名を超えているタイミングでのジョインだったので、正直かなり出来上がっている環境かなと思っていましたが、決してそうではなかった。
これは自分にとって良い意味でのGAPでした。

会社としてあまりルールを設けることはしない文化というのもあるのか、個々人のWILLについて熱く語り、すぐに発言・行動ができる。それが会社の各所で起きている。これは本当にすごいなと思ったし、強い組織だなと感じました。
でも、大きく目指している方向性は「データによって人の価値を最大化する」で全員同じ。登り方は違うかもしれないけど、最終的に旗を立てるところは一緒。これは組織値としてとても良い文化であり環境だなと入社してから日々感じていることです。

また、代表との距離も近く、意思決定のスピードも早い。前職も比較的距離は近い方だと思ってましたが、体感でいくと前職の7−8倍くらいは近いし早い。
自分もすでに代表や役員陣の人と仕事する機会やコミニケーションとる機会も非常に多く、経営陣の考えを直近で感じることができています。

個人としてはどうか

仕事の現場レベルの話をすると、前職で経験していた「ビジネス課題を引き出し、要件と論点を整理し、ゴール達成するために何をする必要があるのか」の経験は業界関係なくどこでも通用するし、とても活きているなと実感しています。

「他カテゴリー・他業界の事例こそ話せ」

前職の上司に言われた好きな言葉です。クライアントにとっては他の業界の話は非常に価値のある言葉にもなるし、ヒントにもなり得る。
今でもここは意識して商談に臨んでいます。

また、常にユーザーの声をまとめてクライアントに届けるビジネスモデルだったマクロミルに所属できていたことは本当にラッキーだった。
ずっとBtoBtoCの仕事をしているとエンドユーザーの顔が見えなくなってしまうことも多い中、それを毎日意識しながら自然と働けていたことはとても大きいことだった。
世の中のエンドユーザーの顧客体験をあげるために存在するPLAIDという会社に所属している中で、そこの価値を改めて感じているからこそ気づけたことかもしれない。

一方で自分の無力さも痛感

冒頭でも記載した通り、自分の苦手分野にあえて突っ込んだ部分もあり、入社してからかなり苦労を続けているのが事実です。
HTML・CSS・SQL・・・今まで触れてこなかった分野のスキル的な話も多く、言葉の意味から学んでいる日々です。
正直めちゃくちゃ難しい。

結構違う業界への転職で最初に起こりがちなことで、知識部分でわからないことも多いので足元ばかりに目がいってしまう。まさに最初の3ヶ月くらいはこれが起こっていたと反省しています。(一定しょうがないとは思いますが)
もちろん足元のスキル的なことを強化することも大事ですが、中長期でクライアントのビジネスをゴールに導けるか、それを会社のWILLと自分のWILLと如何に重ねてできるか。ここが物凄く重要と転職をして再実感しています。

まだまだ自分の価値が発揮できていないと感じることが多いですが、徐々に今までやってきたことと繋がることも増えてきている実感もあり、2022年は一気に飛躍される年にしたいと思います。
上記だけ見るとネガティヴな表現になっているかもしれませんが、この年で「俺まだまだ伸び代しかないな」をポジティブに感じています。
なので2022年は「挑」を自分の中のテーマにしたいと思います。

ワクワクする環境があることへの感謝

PLAIDにジョインして4ヶ月ですが、その間に本当に色んなチャレンジが会社としてありました。挙げるとキリがないですが、代表的なものを記載します。

KARTE Blocksのリリース
サイトの更新・管理がタグ1行入れるだけでノーコードでできるサービス。もちろんABテストなども可能。

OMO事例のリリース
ナノユニバース様と出させていただいたオフラインとオンラインを繋ぐ事例。OMO市場は今後伸びるだろうし個人的にもワクワクする領域!

エモーションテック社が仲間に
リサーチ領域の事業をしているエモーションテック社をグループ会社に迎えて、会社のケイパビリティが拡大しました。これは長年リサーチ業界にいた私からすると非常に嬉しいTOPICSでした。自分の強みを出せる環境が加わった印象でもあり、今後さらに事業をグロースさせるために連携及び事例を生み出していくためにリードしていきたいと思っています。

上記に挙げた内容はごく一部ですが、どんどん新しいことにチャレンジする環境があり、自分としても新しいことを仕掛けやすい場が揃っているなと感じます。総じて転職して良かったなと。

会社としても2022年は様々なことに投資をしていくと宣言をしており、やりたいことに対してまだまだ仲間が圧倒的に足りません。
もしご興味ある方はDMでも良いので気軽にご連絡ください。

最後に

思ったことを書いていたら、なんだかあまりまとまりのない文章になってしまいましたが、簡単にまとめると以下かなと思います。

  • 前職マクロミルで様々な業界のビジネス課題に触れられたことが現在資産になっている

  • テック知識に苦戦しているが伸び代しかない

  • 挑戦できる環境が揃っていてとても良い環境

2022年は自分にとっても会社としても飛躍の年にしたいと思っています。

また、冒頭説明した不動産テック事業のベンチャーPICKについては、また別の記事で触れたいと思います。2022年にリリースも控えておりこちらも飛躍の年にしたいと思っています。

それでは長くなりましたが、2022年も宜しくお願いします〜😄


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