KDDIのローソンへのTOBはどういう意味があるのだろうか
2024年2月6日、KDDIはローソンへのTOBを公表しました。
ローソンの株式の50%は三菱商事が保有しています。KDDIが残り50%を取得し、三菱商事とKDDIが50%ずつ保有して持分法適用会社となることを想定しています。
※三菱商事とKDDIがローソンの等しい議決権比率、役員比率を有する場合、一方の子会社にはなりません。
三菱商事はローソンを保有することにシナジーを有しています。物流や商流で利益が出るからです。一方、KDDIは通信キャリアですから明確なシナジーがありません。
KDDIは金融分野でauカブコム証券を有していて、これからはローソン銀行もKDDIの金融機能を担うことになるでしょう。でも、KDDIに銀行は必要なのでしょうか?
私にはKDDIが飽和化しているコンビニ業界に投資する意味がイマイチ理解できません。
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