低山トレッキングをしてみた:金時山編
すでに何度も書いているこの企画。前回に引き続き、今回も低山トレッキングについて書いてみます。
低山トレッキングの第5弾。今回は金時山(神奈川県)です。
ここは坂田金時、金太郎伝説発祥の地とされる山です。
箱根にあり山頂からは美しい富士山が見られる、ということで行ってみました。
標高は1,212mで初心者でも大丈夫な山です。
・アクセス
新宿のバスタからバスが出ているので、私は高速バスを利用しました。乗車時間は約2時間です。
こちらのサイトから予約できます。
私は新宿からではなく池尻大橋から乗車しました。
行先が箱根なので乗客は外国人が多かったです。
発車予定時間になっても来ないバスを心配した外国人がいたので「ちょっと遅れているだけだよ」と教えてあげたら安心していました。
モバイルチケット(QRコード)を持っていないようだったので、サイトからダウンロードする方法を教えてあげました。
予約サイトは英語、中国語、韓国語に対応しているので、外国人も気軽に予約できる、いいサービスですね。
・登山ルート
金時山の登山ルートは3種類あるようです。
私は下記の②で登り、①で下りました。
高速バスは「金時神社登山口」で下車し、帰りは「金時登山口」から乗車しました。この2つのバス停付近にはお店やコンビニがあるので、利用すると便利です。
乙女峠バス停は周りに何もなく、少し寂しいところでした。
ここからは登山ルートに沿って書いていきます。
まずは、金時神社登山口の手前に公衆トイレです。エヴァンゲリオンとコラボしている公衆トイレで、外国人(登山客)も写真に撮っていました。
公衆トイレの裏を上っていくと金時神社に着きます。これが金太郎ゆかりの神社です。この神社の右側から登山ルートに入ります。
登山道はそれなりに整備されています。こんな感じの道が続くと思ってください。
あまり険しいルートはありませんから、お年寄りでも登れそうです。
1時間ほど登山道を歩くと山頂に到着します。
山頂はあいにくの曇り。本当は富士山が目の前に見えるらしいのですが……残念ながら薄っすらとも見えませんでした。
この山は難易度が低いので登山客が多く、3割くらいが外国人でした。
帰りは「金時登山口」に向けて下山しました。下っていくと徐々に天気は晴れになり周りの景色が見えるようになりました。
もう一度頂上に登って富士山を……とも考えましたが、引き返すのはどうかと思い止めました。
あとは道なりに下ると「金時登山口」に到着します。
金時登山口からバス停までの間は別荘地です。かなりの数の別荘が並んでいました。
こんな感じの場所です。箱根は人気のエリアですし、避暑地としていいですね。
ちなみに、この別荘地でスマホを片手に何かを探している外国人がいました。
登山道の場所が分からないのかなと思い、「どうしたの?」と声を掛けました。
「この別荘を予約したんだけど、Airbnbのエージェントがこなくてさー」
持っていたスマホを私に見せてきました。
登山口探してるのかと思ったけど、違ったようです。
「ああ、そういうこと。登山道探しているのかと思った。Airbnbのエージェントじゃないから分からないけど、待っていたら来ると思うよ。箱根を楽しんでね!」
「ありがとう」
何も解決してあげられなかったが、その外国人とは握手して別れた。
人助けとはそんなものである。
山を下りて小腹が空いたので「金時登山口」バス停前の飲食店へ。
ラーメン屋らしく、かつ丼を注文したらラーメンがセットで出てきました。
注文した箱根の地ビールを一杯。この一瞬のためにトレッキングをしているようなものです。
さて、まとめです。
バス1本で行ける接続の良さ、外国人も多いし、箱根って感じがします。
金時山は初心者にもやさしいコースだと思います。
興味ある人はぜひ行ってみてください。
以上、低山トレッキング(金時山編)でした。
**
他の記事はこちらです。よろしければご覧ください。