龍神伝説の竹生島に行ってきました
滋賀県の琵琶湖に浮かぶ竹生島(ちくぶしま)。
パワースポットとして、そして、龍神伝説でも有名です。
こんな感じにポコッと琵琶湖に浮かんでいます。
竹生島には国宝の唐門(大阪城から移設された門)、都久夫須麻神社、宝厳寺(ほうごんじ)などがあります。
宝厳寺は西国三十三所札所めぐりの第三十番札所らしいです。
また、竹生島は龍神伝説で有名な島です。
延喜帝(醍醐天皇)の臣下が琵琶湖にやって来た際、湖中から龍神が現れたそうです。それ以来、竹生島は龍神伝説の島と言われています。
ちなみに、竹生島の龍神伝説は万城目学さんの『偉大なる、しゅららぼん』などでも登場します。
まず、竹生島は琵琶湖の中にある島、長浜、彦根、今津からフェリーが出ています。料金は大人・往復は以下の通りです。
その他、島の入場料が600円かかります。
私は近江今津から4人で行きました。
フェリー代と入場料を4人分払ったら14,400円。想像以上に高かったです。
フェリーから見た竹生島が次の写真です。近づくと小さな島であることが分かります。
ちなみに、竹生島の地図は以下です。
写真とともに紹介していきましょう。
まず、都久夫須麻神社(観音堂)です。中を唐門の方へ通り抜けすることができます。
唐門側はこちらです。この唐門は大坂城から移設されたもので、現存する大坂城の一部として国宝に指定されています。
都久夫須麻神社(観音堂)の前に「かわらけ投げ」の場所があります。
かわらけ投げとは、二枚の小皿のようなものに名前(一枚目)と願い(二枚目)を書き鳥居に向かって投げる。
そして、鳥居をくぐることができれば願いが叶う。
そういうアクティビティです。
写真を載せておきましょう。鳥居まで10メートル以上あるから、結構遠いです。
皿の大きさは手のひらよりも小さくて軽い。重さがないから普通に投げても遠くまで飛びません。
残念ながら、私は2~3メートルしか飛びませんでした。
普通に投げても届きそうにありません。
軽いかわらけに水を含ませて重量を増やし、投げれば届くのでしょうか?
かわらけの写真も載せておきます。
弁財天の本堂には、写真のような赤いダルマが並んでいます。
これは「弁天様の幸せ願いダルマ」という、赤い小さなダルマの中にお願い事を書いた紙を収め、本堂に奉納するという願かけです。
これだけ大量に願いが並んでいると、人間の強欲さを見ているようです……。
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さて、竹生島の感想です。
・コスパが悪い
時間と費用を掛けたわりに、見るところがありません。
・龍神伝説がない
龍神伝説の島、ということで行きました。でも、島内には龍神伝説にまつわるものが何もないんです。残念でした。
・かわらけ投げの難易度が高過ぎる
個人的には、鳥居を通せなくても惜しいところまでいけると思っていました。
難易度が高過ぎて「もう一回!」とはならないんですよね。もう少し難易度を落とした方がいいと思います。
パワースポットなので一度くらい行ってもいいかもしれません。
ということで、今回は竹生島について書きました。
参考になれば幸いです。