バイト時給は地方の方が高い? 会計事務所は元々地方の方が高かったような気がします
日本経済新聞社がフロッグの求人情報(2024年1月~6月第1週まで)の中央値を集計した結果、2019年比の上昇率の高い地方都市は以下の通りでした。
・バイト時給上昇率ランキング
バイト時給が凄い勢いで増えてますね。
岐阜県郡上市や神奈川県足柄上郡松田町は上昇率もさることながら、時給は東京都と比較しても高いです。
バイト時給は地方の方が低い、という常識は既に通用しなくなっています。
私の業界(会計業界)では、元々、都市部と地方の給与格差がありませんでした。
例えば、東京の会計事務所に勤務しても、地方の会計事務所に勤務しても、実は給与がほとんど変わりません。どちらかというと、地方の会計事務所の方が給与水準は高いような気がします。
地方には会計人材の絶対数が都市部よりも少ないです。
地方の会計事務所は、都市部以上の給与水準にしておかないと人が集まりません。
「人件費は地方の方が安いだろう」と考えている人がいるかもしれません。
でも、実際には職種によって給与水準が違うだけで、勤務地で差はありません。
同じ職種であれば、給与水準は地方の方が高い場合もあり得ます。
都市部(例えば東京都)の給与水準が地方よりも高いのは、高単価の職種が多いためです。つまり、高単価職種の人が平均単価を引き上げているだけ、ということです。
さて、ここからが本題です。
働き方改革によって転勤は減りました。
それでも、夫の転勤で地方に移住する女性(奥様)がいらっしゃると思います。
もし、経理関係をされていたのであれば、会計事務所で働いてみませんか?
地方の会計事務所の給与水準は、東京の会計事務所と変わりません。
ひょっとすると地方の会計事務所の方が高いかもしれません。
「仕事しようかな?」と考える元経理担当の奥様、一度、地方の会計事務所での勤務を検討していただければ幸いです。