昼のラブホスタッフは暇?
地方繁華街、駅から徒歩3分のラブホテルで清掃アルバイトをしている。最近仕事による手荒れが激しく指先のヒビ割れがほぼ中心まで来てしまっているのでこのまま私は二つに分かれるんじゃないかと心配している今日この頃である。
さて、ラブホテルといえば夜、そんなイメージをお持ちではないだろうか。
実は1年ほど前、夜勤オンリーで出勤していたが体調を崩しこの世の全てが憎くなってしまった為(精神崩壊)今は夜勤と昼勤を交互にしている。
かく言う私も昼間のラブホテルなんてそんなに客入りが無く暇だろうと鷹を括っていた。
そう、これが全ての間違いであった。
いつもは暗闇の中怪しげに光るホテルしか見たことがなかったが明るい時間帯に見るホテルはさほど煌びやかには見えなかった。
意気揚々とタイムカードを押しリネンモニターで在室状況を確認すると私は酷く驚いた。
満室だったのだ。
さて今回は昼間と深夜のラブホテルの違いを書いていこう。
利用する客層
深夜は宿泊で利用する客、つまりカップルが多い。対して昼間はサービスタイムというどの部屋でも決まった時間まで統一料金で利用できるコースがある為風俗目的の客が殆どである。
しかし昼間のラブホテルに来る客層はそれだけではない。そう、不倫カップルが来るのだ。駐車場にはナンバープレートを隠す衝立ばかりが立ち並び中にはスーツ姿で来る客も珍しくない。深夜にコソコソ外出するより仕事の合間を縫ったほうがバレづらいのだろうか、そんなわけで昼間は短時間で利用する客層が多く平日でも簡単に満室になってしまうのだ。
部屋の使い方
夜との圧倒的な違いは部屋での飲食率、特に飲酒率である。宿泊の利用客は朝まで部屋に居るので持ち込みが多い。弁当容器及び残飯、酒の缶などとにかく掃除が面倒くさい上に食べ物の匂いが充満してしまってすぐに部屋を売ることも出来ず厄介だ。
しかし昼間から酒を煽る人はあまり居ないのでその点掃除が楽だ。
働いている側の精神的つらさ
日勤だと退勤する頃もまだ日付が変わっていない為身体の負担はだいぶ少なくなった。何よりバンドをやっている私は(Aho-Electronicsというバンドをやっているぞ!)退勤後にスタジオに入れる時間を確保できるようになったことが1番大きかった。夜勤だと結局1日潰れてしまうので中々メンバーと都合が合わず申し訳なさから心身を病んでしまうことが多かった。
ざっとこんなところだろうか。
さて、本日も身を粉にして綺麗な部屋を提供するため働きまっせっ!