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知っていると映画『ソニック×シャドウ TOKYO MISSION』をもっと楽しめるかもな話(+ネタバレなし感想)

映画『ソニック × シャドウ TOKYO MISSION』(邦題)が2024/12/27より日本でも公開されました。映画ソニック2を劇場で観てから約2年間、映画ソニック3(原題)が公開されるのをずっと心待ちにしていたのでこの日が来て心の底から嬉しいです。

先に感想を言うとめちゃめちゃ面白いです。ジャパンプレミア(舞台挨拶付きの試写会)を含めて5回以上観ているのですが何回観ても飽きないです。まだまだ観に行くと思います。映画を観た感想、そして映画にまつわる話をどこかにまとめておきたいと思い今回noteに書き留めてみることにしました。



『ソニック×シャドウ TOKYO MISSION』ってどんな映画?

『ソニック×シャドウ TOKYO MISSION』のあらすじは以下の通りです。

東京湾沿岸に浮かぶ監獄島に幽閉されていた闇のダークヒーロー<シャドウ>は長い眠りから目覚め日本を象徴するランドマーク・シティ【東京・渋谷】に降臨。スクランブル交差点のど真ん中でシャドウと対峙するチームソニック。

人類への復讐を誓うシャドウの圧倒的な力の前に太刀打ちできないチームソニックは、まさかの相手とタッグを組むことに・・・?なぜシャドウは人類を恨むのか?そこには少女マリアとの悲しい過去が隠されていたー

果たしてチームソニックはシャドウの復讐を止め、世界を守ることができるのか?

https://sonic-movie.jp/

今回はソニックたちの前にシャドウというキャラクターが現れます。シャドウはソニックと瓜二つの見た目をしたハリネズミで、究極生命体かつ圧倒的な力を持っています。シャドウはある理由から人類に恨みを持っており人類への復讐を誓って行動します。世界を守るためGUNに協力するチームソニックとシャドウとの戦いや、シャドウが人類に恨みを持つ理由、少女マリアとシャドウとの過去などが映画にて描かれています。

この黒いハリネズミがシャドウ(青いハリネズミはソニック)
画像は公式サイトから引用

今作は「ソニックアドベンチャー2」というゲームが原作になっています。原作や映画ソニック1, 2を知らない方はもちろん、原作で遊んだことのある方にもぜひ観て欲しい映画です。

「ソニックアドベンチャー2」という作品が原作です
画像は公式サイトから引用

シャドウの声を担当しているのは英語版がキアヌ・リーブスさんで、日本語吹替が森川智之さんです。他にも吹き替え声優として中川大志さんや広橋涼さん、木村昴さん、山寺宏一さん、悠木碧さんなどが参加しており、声優面でも注目が集まる映画となっています。


映画を観た感想(ネタバレなし)

ネタバレなしで感想を書きたいと思います(ネタバレありの記事もいつか書きたい)。

一言で言えば「生きてて良かった、ありがとう」という言葉がつい出てしまうくらいに良い映画でした。まずジム・キャリー節全開で何回も笑いました。原作へのリスペクトに溢れており、様々な要素が散りばめられていて鳥肌が立ちました。メッセージ性が深くキャラクターの言葉や展開を見て感動しました。映画全体がテンポ良く、文字通り笑いあり・涙ありで感情が追いつかなくなる場面もありました。最初から最後まで飽きることがない、年齢関係なく誰がみても楽しめるような映画だなと思いました。

映画ソニックはソニックの成長を毎回描いていますが、今回も成長する場面があります。ソニックは1, 2での出来事を経て家族や友人がいる一方、シャドウにはいません。その二人の対比を描きつつ、お互いぶつかる中で学びを得ていきます。ソニックの成長を見届けられるのって凄く良いですね。

今作もエンドロールにてサプライズがあります。ぜひ最後まで席を立たず観て欲しいです。

思い入れのある大好きなゲームを原作とした映画が作られる日が来てくれて本当に嬉しく、何回観ても感慨深い気持ちになります。

本当は書きたいことがたくさんありますが、ここでは我慢してネタバレありの記事のほうで書き殴りたいと思います。


知っていると『ソニック×シャドウ TOKYO MISSION』をより楽しめるかも?な話

知っておくと映画をさらに楽しめる(かもしれない)情報をいくつか書いてみたいと思います。

エージェント・ストーンがロボトニックの髪を切るシーンはぶっつけ本番で撮影している

エージェント・ストーンがロボトニックの髪を切るシーンがあるのですが、撮影裏話として公開された映像によるとジム・キャリーさんが一年半かけて伸ばした髪を、エージェント・ストーン役のリー・マジドゥブさんが実際にバリカンで切っていてそれを撮影していたとのことです。ミスできない状態の中よくできたな…と感心しちゃいました。


マリア役の吹き替えを担当している悠木碧さんは大のシャドウファン

マリア役の吹き替え声優として出演されている悠木碧さんは大のシャドウファンとして知られています。

マリアはシャドウの良き理解者(ある意味シャドウから見たら推し)なので、悠木さんが出したコメントの中で「推しの推しの声帯になる」という表現をしていたのが最高でした(一人だけコメント量がめちゃめちゃ多いところも好き)。

ずっと前から悠木さんにはソニック作品のメインキャラクターを演じて欲しいと思っていたので、それが叶ってファンとしても凄く嬉しかったです。シャドウファンである悠木さんにマリア役を抜擢してくれた関係者の皆さん、本当にありがとうございます..!


映画監督を務めているJeff Fowler氏は、シャドゲのCGムービー制作に携わっていた

Jeff Fowlerという方が1作目から映画ソニックの監督をしているのですが、過去にはソニックのゲーム制作にも携わっています。2005年にシャドウが主役のゲーム『シャドウ・ザ・ヘッジホッグ』が発売されて、そのゲームのCGムービー制作にジェフさんが携わっていました。「ゲームの20年後にシャドウを大きいスクリーンに登場させることができて光栄です」というコメントを出しており、過去にシャドウを描いたことのある方が、時を経て彼が登場する映画のメガホンをとっていることに感慨深さを覚えました。


シャドウのリミッターは自身の力を制御するためのもの

画像:映画ソニックのオフィシャルサイトより引用

シャドウは両腕両足に金色のリングをつけています。これは彼の力を制御するためのリミッターで、リミッターを外すことで本来の力を出すことができます(リミッターがないと力を制御できず自滅してしまう)。この設定はソニックXというアニメで初めて登場し、その後2006年に発売されたゲーム(新ソニ)でも描かれています。

映画の関連グッズとしてシャドウのリミッターが発売されています。キャラクターが身につけているようなグッズが欲しかったのでとてもありがたいです(すぐ買いました)。


おわりに

全世界での興行収入が4億ドルを突破し、各メディアにて高い評価を得るなど映画ソニック3の勢いは止まりません。日本でもソニックファンの皆さんの面白かった、最高だったという投稿をたくさん見かけ、色んな方の感想を見る度に嬉しい気持ちになります。また映画ソニック3を観てシャドウ沼にハマった、ソニックのゲームに興味を持ったという新規の方のコメントも見かけました。映画がソニックやシャドウを知るきっかけになっていて凄く嬉しいです、そのままぜひ皆さんソニック沼にハマってください。お願いします。

ソニック・ザ・ムービーの一作目について昔記事を書いたので、一作目をまだ観ていない方は良ければこちらも覗いてみてください。

日本で映画ソニック3の上映が始まる前に次作の制作決定が発表され、パラマウント社も「『ソニック・ザ・ムービー』シリーズをアベンジャーズ級の映画イベントにしたいと考えている」というコメントを出すなど、ソニック・ザ・ムービーシリーズには制作会社からも熱い期待がかけられており一ファンとしてとても嬉しく思います。これからもソニックとその仲間たちの成長をソニック・ザ・ムービーを通して見届けていきたいです。

長くなりましたが映画ソニック3について色々書いてみました。映画ソニック3に関する情報源として少しでも参考になれば嬉しいです。まだ観ていない方、良ければぜひ映画ソニック3を観てみてください!

最後まで読んでくださりありがとうございました🙇

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