緊急事態宣言下で、見えなかった小さな文化を覗き見ることができるようになった!
たった一つのウィルスで、社会が一変し、弱さが露呈した。
約1ヶ月半の緊急事態宣言が解除されても、新型コロナウィルスの脅威は、消えることはない。
完全に元の生活には戻れないが、その間、今まで見えなかった世界が見えてきたことがあると語った創生の雑談者・佐野弘。
大きな箱だと思っていた社会は、オンラインでさらに繋がれるようになって、小さな小さな社会や文化がいくつも存在していたことに気づく。
自粛生活することになったことで、きっちりと別れた枠が曖昧になった。社会、家族、子供、様々な垣根が消えていくような体験があった。
遅刻も途中退出も何とも思わない文化
そこだけ切り取ると、非常識のように捉えされてしまうかもしれない。
しかし、佐野弘(仮)のいる文化はそういうところである。
むしろ、その場に参加してくれただけで、「顔を出してくれただけで、ありがとう!」と思えてしまう。
今までは、ミーティングに入ったら抜け出したらいけない、そんな概念があった。
オンラインで、リモートでのミーティングになると、意外にもその場からポンポン抜けていく人たちを見かけるようになった。
子供の面倒を見なければいけないから、映像なしで、音声を聞きつつテキストのみ投稿する人もいる。
今まで、そんなことが許されただろうか。そういうやり方も本当はできただろうが、やってはいけないと思い込んでいた節がある。
5分しか参加できないミーティングで、5分だけ一方的に話すだけ話して、その場からいなくなる。それでもウェルカムされる場もある。
リモートが加速して、いろんな文化や見えなかった小さな社会を覗けるようになったことを実感している。
前提としていた箱が崩れてきている。
それが崩れることで、新しく生きやすい世界が見つかった人も多いのではないか。
生きやすい社会が見つかる
リモート環境による場が増えたことで、いろんなミーティング、コミュニティが見えてきた。
社会という大きな箱だけが存在していたように思っていたが、実は、あちこちに、
社会、社会、社会、社会、社会……という箱が存在していた。
しかもその社会の壁は、とても曖昧だったのだ。
簡単に出入りできるものであった。
自粛生活でオンラインがメインになり、次第にリアルに戻るりつつも、決して以前のような完全な形にはならない。
より進化したオンラインとリアルのハイブリッド型社会、文化になっていく。
今回のことを通して、箱と箱との境界線がグチャグチャになり、相性がいい、相性が悪い、がはっきりしたわかりやすい世界にもなってきている。
今まで知らなかった一面を簡単に垣間見て知ることができるようになった。
今回の出来事を通して、自分が生きやすい世界が見つかりやすくもなった。
まとめ
たった1つのウィルスの影響で、人類はピンチに陥った。しかし、新しく物事を見る視点を得る機会も得た。
社会は行動の見直しを迫られる大きな影響もあるが、それによって生き方も変わる。
自分が生きやすい小さな社会が、実は近くにあったことを実感した緊急事態宣言だった。
次の佐野弘(仮)もお楽しみに!
佐野弘 with 水島一輝