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まゆ子のぷち短歌教室〜その2
「一字違いで大違い」
あなたも聞いたことのある言葉では?
ここでは着地点となる結句
(最後の七音をこう呼びます)
「巻く」→「吹く」だけの変更です。
実際に見てみましょう!
●竿竹にタオルくるると絡みつき直すそばからまた風が巻く
「絡みつき」
と、タオルのぐるぐるん巻きを連想させ
「巻く」
の一語でその場面を固定させています
この「巻く」を「吹く」に変えることで
『次は柔らかい風がふいたのかな?』
『ああ、直して巻いての繰り返し⤵』
と、読者に連想後の場面を想像してもらう
【余白】
が生まれました!
●竿竹にタオルくるると絡みつき直すそばからまた風が吹く
ぜひ声に出して比べてみてくださいね(^^)🌻