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#37【はった写真Library】雨が降る日ほど外へ出て写真を撮ろう

前回

台風前夜、高級レンズの試し撮りをする野郎

台風前夜、雨脚が強くなってきた東京のど真ん中で、私は帰宅ラッシュの流れに反して歩いていた。
職場近くに東京タワーがあり、持ってきたSony α7Ⅲと新しく買ったSEL24F14GMの試し撮りをしたくて仕方なかったのだ。

GMレンズ。
Sonyのレンズのラインナップの中で最高級とされるレベルのレンズだ。
135mmに引き続きもう一本買ってしまったのだ。
歪みが少なく、描写力が高い。何より、星撮影が趣味の私にとって、ぴったりな画角と明るさ。スナップでも活躍できる画角(クロップして撮れば36mm)で一生使えるレンズと思い購入したのだ。

そんな私は上述の通り、何とか人波をかき分けて東京タワーを撮れる歩道橋まで来た。

雨と風の強まる中、撮影した枚数はたった5枚。
10月の寒さも相まってこの後帰ろうとしたが、この水たまりの反射を使った撮影をどこかでしようと思い、東京駅で降りた。
高いビルも多く、キラキラとした反射が撮れると思ってのことだ。

いつもよりSSを落として撮影。大体1/50くらいだろうか。
手ブレもせず、感度も1250ながらきれいな写真が撮れた。
これがα7Ⅲの強みかと思う。

天候が悪く、足元も濡れ、肌寒い中、ホクホクとした気持ちで帰ることができた。

次回


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