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大学教員を辞めることを決めた日

今日はタイトルの通り、大学を辞めることを決めたので、それについての記事を書こうと思います。
研究の紹介などではなく、単なる自分語りになるのですが、もしお暇でしたら読んでいっていただけますと幸いです。

ハラスメントと適応障害

まず、辞めることを決めた理由なのですが、見出しの通り、教授からのハラスメントを受けたことと、それにより適応障害を発症したことです。
ハラスメントの大まかな内容としては、罵倒や人格否定、私の担当する演習への嫌がらせ等々といった感じでした。

私は今年度から准教授に着任したのですが、最初教授にお会いした時は特に違和感はありませんでした。しかし、5月頃から徐々に教授の言葉の端々に棘がみられるようになったと記憶しています。他の先生方からも「外から見てて、教授からハラスメントを受けてると思うんだけど…」と心配のお言葉もいただくようになっていました。

夏頃には4月から体重が10kgほど落ちてしまい、あまりにやつれている姿から別の専攻分野の先生方から領域長の教授に「わっち先生の様子がおかしい」と報告がされていたそうです(今回のハラスメントで領域長と面談した際に教えていただきました)。

ただまぁもちろんその頃には既に身体面に症状が出ており、食欲不振や不眠等々に悩まされておりました。自分自身でも「これはまずい」となり、心療内科を受診したところ、自分でも予想していた通り、「適応障害ですね」と診断を受けました。

病休と退職の決意

診断を受け、一旦病休をいただくことにしたのですが、最初の一か月は仕事のことが気になり、ほとんど休んだ気になりませんでした。(病休中の過ごし方についてはまたどこかで記事にできたらと思います。)

最初はひたすらに「自分が悪かったんだ。教授から嫌われてしまうようなことをしてしまったんだ。復職したら上手くやらなければ」と自分を責めていました。しかし、心療内科で医師との面談を繰り返したり、同僚の先生方から心配や療養に専念するようといったメールなどをいただくことで少しずつ自分を責めていた気持ちからも軽くなることができました。

そして、自責の念から解放されていくうちに、ある日、「この職場から脱出しないといけない」と考えることができるようになりました。「退職してもいいんだ」と考えることができるようになったのが病休に入ったことによる大きな効果だったなと思っています。

今も仕事に穴を空けてしまったことや、それにより他の先生方にご迷惑をおかけしてしまったことで気持ちが落ち込んでしまうことはありますが、他の先生方からは「今は休むのが仕事でしょ」と言っていただけていたことが支えになっています。


だらだらと書いてきましたが、本当にただただ自分語りの記事になってしまいました。
けれど、こうして自分のことをアウトプットできるようになったのも回復の証のような気がします。

教授からのハラスメントを受けるようになった当初の私の思考回路や、周囲の先生方からいただいたサポート、領域長との面談等々、またどこかで記事にできたらと思います。

私の思考回路の記事で、今ハラスメントを受けている方が「私もこういう思考に陥ってしまっている」と気づいて早期に対応ができるように。

周囲の先生方からのサポートの記事で、周りにハラスメントを受けている方がいた時のサポートの方法の1つに。

領域長との面談の記事は…ハラスメントの隠蔽をお願いされたというトンデモ面談の内容なので、笑い話の種にでも。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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わっち
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