見出し画像

次世代ソーシャルプラットフォームFocusの公開直前!β版を触った感想とポイント

Focusリリースが直前!

2年前から、ずっとブロックチェーンベースの分散型ソーシャルプラットフォームのDeSoを追ってきました。

https://note.com/kkd/n/n9c6186195799


昨年の1月11月から、DeSo上に構築された新しいアプリであるFocusのβ版がクローズド公開されていました。長い3ヶ月のβテスト期間を終えて、ついに太平洋時間の2025年1月30日 11時11分(日本時間の1月31日 4時11分)に一般公開されることが明らかになりました。サイトを見るとすでにカウントダウンが始まっています。執筆時点であと6時間を切りました!!

beta.focus.xyzの画面

DeSoに参加して3年近くたちますが、この1年3ヶ月はFocusのβ版が$FOCUSトークン保持者限定で試験運用されていました。私も参加していくつかのバグ報告や、要望追加、そして毎日の利用を行なってきました。Focusがなぜすごいのかは、そのベースとなるソーシャル向けL1ブロックチェーンであるDeSoと、その上に構築されている分散型取引所(DEX)であるOpenFundとの組み合わせによるもので、なかなか簡単に説明することは難しいです。

公式サイトのFocusGPTに簡潔に説明してもらいました。

Focusとは?(簡潔な説明)

Focusは、暗号資産(仮想通貨)とソーシャルメディア、生成AIを融合した新しいタイプのソーシャルネットワークです。DeSo(Decentralized Social Blockchain)上に構築され、ユーザーのコンテンツを完全にオンチェーンで管理し、検閲を受けることなく投稿や取引が可能です【8】。

主な特徴は以下の通り:

収益化の新しい形 – クリエイターは有料リポスト、課金メッセージ、サブスクリプション、Creator Coins(クリエイターが発行できるトークン)など、多様な方法で収益を得ることができます【8】。
分散型ネットワーク – DeSo上に構築されており、従来のSNSとは異なり企業が管理するのではなく、ユーザー自身がネットワークの価値を持つ【8】。
$FOCUSトークン経済 – プラットフォームの収益(手数料)はすべて$FOCUSの買い戻し&バーンに充てられるため、トークンの希少性が増す設計【7】。
ソーシャルエアドロップ – 他のSNSでの影響力に応じて$FOCUSトークンを獲得可能。また、招待したユーザーの収益の一部を得られる紹介報酬システムも搭載【8】。
完全分散型&プライバシー重視 – アカウントはウォレットと統合され、すべてのコンテンツがエンドツーエンド暗号化で保護される【8】。


要するに、Focusはユーザーが自分のコンテンツと経済圏を完全にコントロールできる新世代の分散型SNSです。

Focus GPTによる解説

一言でいうと「クリエイターエコノミー」を加速させるプラットフォームになります。

私の言葉で説明すると、

誰もが、ソーシャルのコンテンツの所有権と、金融資産を自由に扱うことができ、人々が国越えて自由にコンテンツやお金を循環させることができる世界。誰もがクリエイターとなり、お金を稼ぐことができ、そこにコントロールする巨大企業や国家組織のような中央集権的への依存や手数料が不要な、皆で豊かになる世界。

となります。

日本人的に考えると、次のように表現すると、もっとわかりやすいかもしれません。

  • 誰もが誰かの推しになり互いに推し合える世界

  • 自己表現を通じて豊かさが循環する世界

DeSoに参加したこの3年近くの間で、Twitterがイーロン・マスクの介入で大きく変わりXになり、Facebook, Instagram, Tiktok, YouTubeなどの既存のソーシャルがますます中央集権化してコンテンツの規制、有料化、広告増加の展開を進めてきました。一方、MetaのThreadsが登場したり、BlueskyやNostrが生まれ、Mastdonのユーザーも増え、ソーシャルの分散化も同時に進んでいます。

他方、FriendTechやArenaといったクリエイターの価値を売買する仕組みも流行り始めました。

ブロックチェーンベースのソーシャルもFarcasterベースのWarpcast、LENS ProtocolベースのPhaverなどが登場してきました。

しかし、DeSoは登場時からこれらの世界観をすべて包含しながら、更に大きなビジョンの元に構築されてきました。それが上記のビジョンであり、その実装がようやく今、現実化して公開されるということになります。

私は、その歩みをこの2年以上つぶさに見てきました。そのゆっくりとした歩みに対して、短期に利益を上げたいユーザーから非難や罵倒され、世間からも注目もされず、コミュニティ内でも異論が多数あったのを見続けてきました。それでも彼らは、着実に構築を続けてきました。その結果が、ようやく公開されるのです。それだけでも、個人的には感慨深いものがあります。

この記事では、これまでβ版を触ってみてきた感想と、以前紹介したFocusのペーパーに書かれている内容がどのように実装されているかを確認していきます。

以前のFocusの紹介はこちらから!

詳しくホワイトペーパーを読みたい方はこちらまで!

SNSとしての画面

Focusは、TwitterライクはSNSのUIがメインとなっています。PC版では画面が3つのエリアに分かれています。左からメニュー、フィード、そしてFocus独自のトークンです。

Focusで特徴的なのは、やはりトークンに関するエリアです。しかし、普通のSNSとして使う場合はこのトークンエリアは特に気にしなくても構いません。

Focus testnetのPC版

スマートフォン(iPhone)だと、次のような画面になります。普通のTwitter/XライクなSNSですね。

iPhoneでの画面

Focusはリリース時点ではアプリ版は存在せずに、PWAアプリとして動作する仕組みになっています。このあたりが、どこまで受容されるかは気になるところです。普段使いする上では、一度ホーム画面に登録してしまえば、気にならず普通にアプリのように使うことができます。

報奨金でインフルエンサーを取り込め!

Focusの目玉として、報奨金(Bounty Reward)制度が用意されています。これは既存のSNS(現在はXのみ、今後はYouTubeなども増えていく予定)でのフォロワー数、投稿数、インプレッション数などの複数のパラメータから、その人のソーシャルの価値を算出し、その人がFocusに参加することで評価額のトークン($FOCUS)を受け取ることができる、というフィーチャです。

そして、参加した人だけでなく、紹介した人にも報酬が与えられる仕組みになっており、この仕組みでFocusは早期にインフルエンサーを取り込み、ユーザーを増やして、Focus上に質の高いコンテンツを集めようとする戦略をとっています。

現在、β版のFocus上のBounty Rewardの機能で、Xのアカウント名を入力すると、評価額が算出できます。ためしにやってみた自分(@kkd, フォロワー2000人)の場合、以下のように$101の報酬、紹介した人への報酬は$10になりました。

@kkdの評価額

一方、フォロワー数49.9万の為末大さん(@daijapan)で試しに見積もってみると、なんと$12,163でした。フォロワー数の単純計算だと、私の25倍
なので$2.5万になりそうですが、単純なフォロワー数だけでなく、投稿のインプレッションなど複数の要素から評価しているようですね。

為末大さん(@daijapan)の評価額

また、この報酬金額はFocusのユーザーが増えると指数関数的に減衰するそうです。なので「できるだけ早期に参加した方が報酬金額が高い」ということになります。ここでも、Focusのユーザーを早期に増やす戦略が効いています。

ちなみに、私の友人で万単位以上のフォロワー数がいるアカウントの評価額を算出してみた時に「$0」というケースも見つけています。これは「Xの認証バッジ」を持っているユーザーに限定されるとのことです。

万単位以上のフォロワーをお持ちで、Xの認証をしてない(課金してない)ユーザーは、一月だけでもいいので、Xの認証を行なって認証バッジを取得してから、Focusに登録してください。間違いなく元は取れます。

私の2,000人程度のフォロワーでも、$100程度ですがトークンがもらえる(しかも今後上る可能性が高い)というのは、参加するインセンティブになる気がします。よく考えられた仕組みです。

報酬はすべて$FOCUSトークンで受取り、1年はロックされ、権利確定はその後の4年間でしたが、公式に2年に減らしたというアナウンスがありました。つまりすべてのトークンは3年経てば権利が確定します。これは、Focus上に人を集めてそのうえでコンテンツをやり取りして経済圏を発展させるための仕組みであることを考えれば、報酬額がロックされていても、それ以上にFocus上で収益をあげることができるでしょう。

また、$FOCUSとは、Focusの手数料の分配益を受け取る権利であり、トークン保持者は全員がFocusの収益を受け取ることになります。これが営利企業が所有しないFocus/DeSoの素晴らしいところで、「トークン保持者全員が、自分の利益のためにコンテンツを増やし、その時の手数料は全員で分配される」のです。恐らくこのような仕組みでSNSを捉えたものはこれまでなかったのではないでしょうか。

この観点はDAO(分散型組織)の観点も含まれていると感じます。実際、トークンの取引を行うOpenFundは、以前の名前はDAODAOといい、トークン保持者の間での投票機能なども存在します。一人の勝ち組が繁栄するのでなく、「全員が繁栄するために、エコシステムを豊かにする」のがFocus/DeSoの目指すビジョンといえるでしょう。

こうやって、できるだけ早くインフルエンサーを巻き込み、Focus上でコンテンツを生み出し、そこに人が集まり、大なり小なりのクリエイター経済圏の中で循環する、そのような世界観がFocusの上で実現することを目指しています。

様々な暗号通貨による収益化:

Focusは、有料リポスト(分散型広告)、有料メッセージ、ロック解除可能なコンテンツ、サブスクリプションなど、匿名で暗号通貨を使用した新しい収益化方法を提供します。
収益化の多様性については、従来のSNSとは比較になりません。

Focusの重要なポイントとなる収益化はもっとも注目される機能です。β版では参加者に1,000ドル分のUSDCが配られ(テスト用なのでmainnetでは使えません)、その1,000ドルを使って様々なテストが行われていました。

私がテストで色々試した結果はつぎのとおりです。ここでは、報奨金で$101.9収益を上げたことになっています。β版では$FOCUSの予約をしていない外部の人を招待できないので、自分で自分を招待して報奨金をもらいました。(β版なので実際の通貨にはなりません)

チップによる収益は約$80となっています。テスト版なので普段よりも気前よくチップを送ってくれる人もいましたが、人数が限られる(数十名)中で$80に相当するチップをもらったようです。投稿自体はそんなに積極的にはしてないので、それでも$80近くもらえたのはなかなかですね。ゲート付き(有料)コンテンツによる収益もわずかですがありました。これはテストとして使ったので、積極的には使っていません。他者の有料コンテンツは積極的に購入しました。有料メッセージは貰う側ではなく、払ってメッセージを見るテストをしていました。

β版の収益画面

私がβ版で実際に使って確認している収益化の方法は、以下のN点です。

有料(Gated)コンテンツ

既に様々なプラットフォームで実現されている、有料コンテンツをFocus上で公開することができる機能です。有料コンテンツは、投稿ごとに支払う(Pay to unlock)のか、サブスクリプション対象者のみに公開するのかを選択することができます。

有料メッセージ

Focusにはメッセージ機能が実装されていますが(このメッセージもオンチェーンに保存されます)、このDMを受け取る際に、有料のメッセージのみ受け取ることができるという設定が可能です。

スパムメッセージや誹謗中傷メッセージを受け取らないようにするために一定金額を支払わないとメッセージが届かない設定が可能です。インフルエンサーが問い合わせを受ける際に、膨大なメッセージに対応する手間を削減するため、有料メッセージのみ受け付けるということがもできます。

有料サブスクリプション

当然サブスクリプション機能も搭載されています。面白いのは、サブスクリプションは複数設定することが可能な点です。低価格帯のサブスク、高価格帯のサブスクを設定することで、同じアカウントで複数のサブスクリプションを運用することが可能です。note.comのマガジンを複数作れるのと同じイメージですが、よりレイヤーのイメージが強いです。もちろん無料のサブスクリプションも可能です。

有料フィードの販売

FeedStoreにて、カスタマイズされたフィードを購入することができます。フィードは様々なパラメータを指定することで、細かなカスタマイズが可能なようです。現在時点ではまだわかりませんが、ローンチ後は細かにキュレーションされたフィードが提供されたり、そのカスタマイズの仕方のドキュメントも公開されるでしょう。

ソーシャルチッピング

DeSo上でこれまで存在していた、投稿へのチップ(ダイヤモンドと呼ぶ)の送信(日本人的にはお布施?)は引き続き可能です。私がDeSoで最初に驚いたのはこのダイヤモンドのチッピングでした。初めて投稿した「Hello World」的な投稿に何人ものひとからダイヤモンドをもらった時の衝撃は今でも覚えています。

チップは$DESOで行われますが、$0.01という少額からできるので、誰でも気軽にチッピングができるのです。チップのための資金はアカウントを作ると自動で取得できますので、自分で資金を追加する必要はありません。

Focus上のチップ送信の種類。$0.01~100Kまで!

私は誰かの投稿が役立ったり感動したらチップを送ることにしています。その金額はとても少額ですが、それでも感謝の行為としてチップを送ります。少額ですが循環の体験を是非してもらいたいです。

クリエイタートークンの発行

自分のクリエイタートークンを発行して、Focus上でトークンを販売することができます。トークン発行者はトークンの売買に伴う報酬の料率を設定できるため、誰かがトークンを購入するその金額の料率分を報酬として受け取ることができます。この機能は以前のDeSoではクリエイターコイン(CC)v1と呼ばれていましたが、仕組みが見直されトークンに統合されています。

あるクリエイターのトークンは、株式のように「個人への投資」という位置づけて購入することができます。その人の応援という意味での購入です。

当然、株式のように今後成長しそうなクリエイターのトークンを売買する目的でも可能です。

いずれもクリエイターは自分で売買金額の配当金を自分で設定することができるので、自身のトークンの売買は収益となります。

ミームトークン(コイン)

クリエイター自身のコインのほか、ミームトークン(コイン)を発行することもできます。現在アメリカで話題になっているトランプコインのようなものです。

トークンについてはあまり試せていないので、今後試していきます。

ミームトークンは、クリエイターとは別のアカウントを作って作成することになります。このあたりはまだ試せてないのでリリース後に実験してみようと思います。

とにかくトークンを手軽に作ることができ、FocusやOpenFund上で配布・取引できるため、様々なトークンの可能性が広がります。

なぜFocusが重要なのか?

ここまで見てきて、なぜFocusが重要なのかがピンと来ない人もいるかも知れません。有料の投稿やチッピングなどは、他のプラットフォームでも実現できているからです。ブロックチェーンベースのSNSもいくつか存在します。ここでは、既存のプラットフォームと比較して、利点を列挙していきます。

大企業のSNSと比べると?

重要なのはFocusは営利企業が経営しているのではない、ということです。X、Facebook、Instagram、Tiktok、YouTubeなどのように、最初は門戸を開いておいて徐々に課金や広告やフィードの操作を施して企業の都合のよいようにコントロールすることがありません。

仮に特定のノードが独自の規制をかけたとしても、別のノードを立ち上げればこれまでのデータを自由に扱うことができます。DeSoの分散とは、同一のチェーンを複数ノードで同期するスタイルの分散であり、常にノード毎のコンテンツは同じになります。ノードで独自のルールを作ったところで、別のノードで公開することができるのです。DeSo上では、もはや一企業にコンテンツやソーシャルグラフを握られてコントロールされることはありません

取引における手数料は一定額徴収されますが、これは企業の利益になるのでなく、Focusのコミュニティ($FOCUS保持者)に分配されます。トークン保持者で利益を分配する、これはある意味驚くべきことです。

既存の分散SNSと比べると?

先行しているMastdon、Bluesky、Threadsなどの分散型SNSと比較してみるとどうでしょうか?コンテンツの分散や非営利企業の運営という意味ではThreads以外は実現できています。

既存の分散SNSと比べたDoSo/Focusの利点は暗号通貨とのシームレスな様々な収益モデルが実現可能な点と、ブロックチェーンに保存されるという点でのコンテンツの永続化の保証という点でしょう。

分散という意味では、MastodonやBlueskyの分散の仕組みと、DeSoノードを立ち上げる仕組みの違いもあり、このあたりはいずれ詳しく比較してみます。

暗号通貨との統合によるチッピングなどはFocusの利点でもありますが、人によっては現在使っていないためピンとこなかったり、暗号通貨そのものに嫌悪感を持つ人もいますので、棲み分けになる気もしています。

これまで暗号通貨は投機のイメージが強く、強くネガティブイメージがついて回ります。DeSo上においては「お金の循環の敷居を下げた」という観点でみてみると「皆が相互に送りあって豊かになる」ことがよりやりやすくなっていると私は見ています。もちろん詐欺などもあり得ますので、自己防衛は必要です。

既存のブロックチェーンベースのSNSと比べると?

Farcaster(Warpcast)などのオンチェーンのSNSも既に登場しています。特にEVM互換のチェーン上でのSNSは直接コンテンツをチェーンに保存するにはコストが高すぎるため、L2チェーンを構築して様々な工夫によりコスト低減するように工夫しています。ただその工夫は、L1チェーンで対応していない部分を様々なサービスを組み合わせて実現しており複雑です。

そのためか、Warpcastは年間の維持費用を支払う必要がありますが、Focusは不要です。Warpcastについてはこちらが参考になります。

Focus/DeSoはもともとオンチェーンでコンテンツを低コストでコンテンツを保存するために作られているのでL1チェーンであり、根本的に単体で低コストで保存可能な設計になっています。

NFTについては、現在のFocusでは実装はまだですが、既にDeSo上ではNFTはとても簡単に作成・配布・販売できているので、すぐに追加されると推測しています。DeSo上のNFTマーケットプレイスで有名なNFTzも、今後Focusに対応すると思われます。

ちなみに、暗号通貨自体や取引に全く興味がなくても、利用するにはまったく問題ありません

Focus/DeSoは、暗号通貨に興味のあるユーザーを取り込むというよりも、ふつうのSNSユーザーをプラットフォームに招待して利用してもらうことを狙っています。

Focus上のお金の扱い

クリエイターエコノミーが実現できるとなると、次はお金の扱いがどうなっているか気になります。Focus上では、$DESO、$USDC、そして$FOCUSで取引をします。最初に資金を追加する必要はなく、アカウント作成時は少額の$DESOが与えられるため、これを元手にSNSを充分楽しむことができます。そして、トークン発行や、ソーシャルチッピングなどで、収益をあげることができます。

では、日本円にどうやって換金するのか?実はまだ試せていませんが、私のDeSoへの入金の流れを逆流すると、以下のような流れで現金化する必要があります。

Focusを取り巻くお金の流れ

基本はOpenFundのウォレットにBTC/ETH/SOL/USDCを外部から送金し、OpenFundの上で相互の取引を行います。海外のCEXではDESOを直接扱っているケースもありますが、国内ではありません。

現時点でFocus上の収益を円に換金したい場合は、OpenFund→CEX→銀行という流れになり、手数料が多段階でかかってしまうデメリットは残ります。実は私もまだ$DESOや$USDCを換金したことがないので今後の課題です。

ただのSNSとして利用するだけなら、このあたりはあまり気にする必要はありません。

Focus/DeSoが目指す世界

最後に、Focus/DeSoが目指す世界を、Focus GPTに説明してもらいました。

FocusとDeSoが描く未来

FocusとDeSoは、分散型ブロックチェーン技術を活用し、ソーシャルメディアをユーザー自身の手に取り戻す未来を目指しています。

1. ソーシャルメディアの分散化従来のSNS(Twitter、Instagramなど)は企業が管理し、広告収益を独占していましたが、Focusは100%ユーザー主導の経済圏を構築し、投稿やフォロー、収益化を完全にオンチェーンで管理【8】。
DeSoは、検閲不可能で透明性の高いソーシャルプラットフォームを実現し、誰でも自由にアプリを構築できるオープンなネットワークを提供【8】。


2. クリエイターエコノミーの強化クリエイターは$FOCUSトークンを通じて、より公平かつ多様な収益モデル(有料リポスト、課金メッセージ、Creator Coinsなど)を利用可能【8】。
既存のプラットフォームに依存せず、ブロックチェーン技術で収益をダイレクトに受け取れる仕組みを確立。


3. 検閲フリーの自由な発信空間DeSo上では、すべてのデータがブロックチェーンに記録され、政府や企業による検閲が不可能【8】。
生成AIとの統合により、クリエイターはより高度なコンテンツを自由に作成・共有できる環境を得る【8】。


4. ソーシャルネットワークの金融化SNSと仮想通貨経済を融合し、全ユーザーが収益化可能な分散型金融(DeFi)を組み込んだエコシステムを形成【8】。
すべての手数料収益は$FOCUSの「買い戻し&バーン」に使われるため、持続的にトークン価値を高める設計【7】。


結論:FocusとDeSoは、ソーシャルメディアを「企業支配の広告モデル」から「ユーザー主体の分散型経済」に転換し、クリエイターが自由に発信・収益化できる未来を目指している。

Focus GPTより

どうやって参加するの?

Focusは招待制なので、招待リンクが必要となります。こちらから参加してみてください。

スクリーンショット(β版なので異なる場合があります)

Focusβ版のホーム画面
Earnings画面で収益が見れる
Wallet画面で自分の資産の一覧が見える


FeedStoreでフィードを購入可能(無料もあり)


Trade画面では取引されているDeSoトークンの一覧が表示される


Bounties画面ではFocusに加入したときの価値の一覧が表示される。


Notifications画面では様々な通知が表示される。フィルタリングの設定も詳細。


通知のフィルタリングは様々な条件で設定可能。
Richテキストによる投稿画面
Markdownによる投稿
Gated Contentの設定画面。サブスクリプションで公開するか、個別支払いで公開するか選べる
Profile画面はデフォルトはTokenビュー
Discover画面ではユーザーが検索できる

いいなと思ったら応援しよう!

tkskkd
皆様のサポートによって、より新たな知識を得て、知識と知識を結びつけ、実践した結果をアウトプットして還元させて頂きます。

この記事が参加している募集