『「アジャイル式」健康カイゼンガイド』が出版されて、もうすぐ1年が経とうとしています。
先日、読者の方(Oさん)から福島宛にこんなメールを頂きました。
メールを読み、著者の二人は大変驚き、そして喜びました。
早速、著者二人で実際にOさんとオンラインでお話を伺いました。
Oさんの、本書に出会った経緯や、ご自身の心の問題を身体面からアプローチして、自分にあったやり方に工夫し続けることで、良い状態をキープできているという体験談は、素晴らしく、とても心に滲みました。
特に「完璧でなければならない」というそれまでの思い込みを外せるようになった、という点がとても印象に残りました。
「完璧でなければならない」という思い込みを手放し、「今を受容しつつ、少しづつよい方向変えていけばいい」という立ち位置に立てた時、人は現状を肯定しながら、前向きによりよい方向性に進むことができます。
『「アジャイル式」健康カイゼンガイド』では、健康についての唯一の正解があるのではなく、その人の置かれている環境や、その人の持っている個性によって、求められる解決策は変わるという前提に立っています。
その解決策は、今の状況を踏まえた上で、その人自身が導き出す必要があり、そのために専門家の力も借りながら、少しづつカイゼン(工夫)していくプロセスを大事にしています。
「完璧でない(私はNG)」という自己否定から、「やれることをやった現状を受容して(私はOK)、こうすればもっとよくできるかも(私はOK)」という自己受容と自己肯定を繰り返し、進むことが大事なのだと、私たちも改めて気付かされました。
また、本書執筆時に心がけていた、
「いかに始め、継続するか」
「いかに部分だけでなく全体として捉えアプローチするか」
という点についても、受け取ってもらえたことに著者として喜びを感じました。
本書はもうすぐ出版一年を経過します。これまで、本ブログでは充分できていなかった、補足情報や本書のメッセージの発信を、少しづつ再開していこうと考えています。
読者さんのフィードバックは私たちにとってとても励みや喜びにつながります。このような気づきを与えてくれたOさん、勇気をだして連絡してくださって本当にありがとうございました!