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IKIGAIクエスト〜自分らしく生きるための冒険に出かけよう

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今、世界中で注目されている、日本の【IKIGAI(生きがい)】という言葉。【IKIGAIマップ】を使って、「大好きなこと」、「得意なこと」、「社会に求められること」、「稼げること…
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#生きがい

「生きがい」と「IKIGAI」は同じなの?

IKGIAIマップに出会ってから、日本の生きがいについての研究を調べてきました。ちょうど、先日まで『100分 de 名著』でも、神谷美恵子さんの『生きがいについて』が取り上げられていました。 ここでふと疑問なのは、果たして「IKIGAIマップ」で示す「IKIGAI」は、これまでの日本で言われてきた「生きがい」と同じなのか?ということです。 先に結論を言ってしまえば「生きがい」と「IKIGAI」は違うと解釈しました。 これまでの「生きがい」研究から見えてきたものこれまでの

過去・現在・未来の時間軸の上で生きがいを探す〜「生きがい」の文献を調べてみた(3)

IKIGAIマップを通じて、「生きがい」に興味を持ちいくつかの文献を調べてみました。 神谷氏の『生きがいについて』、小林氏の『「生きがい」とは何か』以降も、生きがいについての多くの研究が行われているようです。特に高齢化社会の課題先進国である日本では「高齢者の生きがい」という観点で多くの研究が行われています。 生きがいについて多くの研究をされている長谷川明弘氏は、先行研究を元に長谷川ら(2001) [1]で「生きがい」の構造を次のようなモデルとして整理しています。(図は後発

生きがいは複合的&自分らしさを活かすもの〜「生きがい」についての文献を調べてみた(2)

IKIGAIマップとの出逢いをキッカケに、「なぜ世界中で今、IKIGAIという概念が注目されているのだろう?」「そもそも生きがいってなんだろう?」ということに興味を持ち始めました。 膨大なデータを元にした生きがい研究神谷氏の『生きがいについて』を読んだ後に、更に生きがいについての文献を調べていた所、小林氏の『「生きがい」とは何か』にたどり着きました。 本書は精神科医・作家の小林司氏が、1966年の神谷氏の研究から20年以上経ち、『生きがいについて』以降の世界の生きがい研究

「生きがい」は日常にある〜「生きがい」についての文献を調べてみた(1)

日本で最初の生きがいの研究を調べてみたSNSで見つけたIKIGAIマップとの出会いや翻訳をきっかけに「生きがい」という言葉・概念が、日本独自であることを知りました。 「生きがい」という言葉こそありましたが、戦後高度成長期以前には、くわしい考察や研究が行われきたわけではなかったようです。 「生きがい」についての初めての体系だった研究として神谷美恵子氏の『生きがいについて』が1966年に出版されており有名です。 『生きがいについて』は、以降の様々な生きがい研究の出発点になっ

なぜ「IKIGAI」が世界で注目されているのか?

2015年に「Purpose Diagram」の中心の「Purpose of Life(人生の目的)」や「Bliss(至福)」を「生きがい」と訳してみたのですが、2017年に見たPurpose Diagramには、それらの言葉ではなく「IKIGAI」という言葉が使われていることにとても驚きました。 ネットで調べてみると、この図だけでなく日本語の「生きがい(生き甲斐)」という言葉や概念に、海外の方が注目を持っているという記事を見つけたのです。 特に驚いたのは、BBCに掲載さ

世界で注目される「IKIGAIマップ」との出会い

世界で注目されているひとつの図この図を見たことがありますか?英語では「Puporse Diagram」(目的の図)と呼ばれ、最近では「IKIGAI Diagram」とか呼ばれています。(私はIKIGAIマップと呼んでいます。) You love it (あなたの大好きなこと)、You are great at it(あなたの得意なこと)、You are paid for it (あなたが支払ってもらえること)、The world needs it (世間・社会が必要とするこ