東女美女烈伝.0 まえがき
まえがき
東京女子プロレスは美女だらけだ。むしろ美女しかいない。迸る個性。遺伝子がブッ飛んでいる。おそらく祖先はアウストラロピテクスではないだろう(「怪獣」の選手もいるが)。
本当に大変な世界。明日には弱者と強者とが入れ替わる女子プロ飽食時代。
各団体は虎視眈々と業界の頂点を狙っている。
そんなバチバチの生存競争の中で生きる人生を選んだ女子達がいる。
女優、アイドル、スポーツ選手。美女と形容される職業は数あれど。
私はなぜ国民がもっと東京女子プロレスに沼らないのかが理解ができない。見逃すなよ。みすみす瞬きをして一度きりの人生を無駄にするなよ。
私が東京女子プロレスに足を運び始め、俗に言う「推し活」を始めたのは昨年4月から。とある選手の美しい「生き方」に魅せられてから。
あれから数ヶ月が経ち、これほど魅力あふれた美女達がどうしてゴルフをはじめとする「市民権」のある競技のようにこの世の最前線に躍り出ることができないのだと思い始めた。
悔しい。とにかく悔しい。
「好き」の「押し売り」は見苦しい。とにかく見苦しい。
それでも書こう。書いてしまおうじゃないか。彼女達の美しさを。
私が彼女達と接点を持てるのは試合後の「特典会」という刹那だけ。
だからこれから私が書くことは、私の一方的な妄想。妄想の憶測である。虚像である。
しかし我々国民が女子プロレスラーに対して向ける憧れは一方的、偏執的に作り上げた虚像だ。言うならば「こうだろう」「こうあるべき」「こうあってほしい」という演繹的なものだ。一方的な正義。
だから許してほしい。私の歪んだ正義感を。
許さずとも私の一方的な箱推し的妄想の憶測にお付き合いいただきたい。やほまる。
本著は2002年に刊行された文豪内館牧子先生の「プロレスラー美男子烈伝」にSHOCK HEARTSされた私が多くの友人に支えられながら書き上げた駄文である。ポエミングである。
登場するレスラー達の「美」を最大値まで引き上げ描き上げてくれたアラーキーミネ氏に、この場を借りてお礼申し上げたい。彼は私の10年来の友人で、プロレスに並々ならぬ情熱を持っている。
加えて常日頃から私の発する不毛なプロレス談義にお付き合いいただいているage36後援会諸氏にもお礼申し上げたい。
そして、このブログを読んで東京女子プロレスに興味を持たれたら、ぜひとも会場に足を運んで試合を見てほしい。そしてゼロ距離で思いを届けることができる特典会にも行ってみてほしい。きっとあなたのこれまでの女性観、いや世界観が変わる衝撃が待っているから。男を磨くことができるから。
それが私の望みだ。
2024年1月
横浜の自宅にて
k.kazu
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