同級生との付き合い方 500 字日記

ひさしぶりに上野に来て、公園をプラプラと歩いた。1 年ぶりに会う高校の同級生とランチをご一緒したあと周辺をのんびり散策し、分かれてひとりでフェルメール展を覗き、疲れた今はカフェでひと休みしている。このあとルームシェアしていた友人と会う。贅沢な休日、明日木曜ってマジかい。

普段のコミュニティとは違う場所にいる、過去関わりのあった人と喋るのはやっぱり楽しい。人付き合いの良い方ではないから、毎週毎月会うとかはめんどくさくなってしまうのだけれど、年単位の時間をまたいで、それぞれの歩いた道やこれから向かう先のことを語り合うのは素敵な体験だと思う。

卒業した年の同窓会には微塵ほどの興味も湧かないが、3 年後にフラっとご飯に誘われなどするとめちゃくちゃ嬉しい。過去が懐かしむための思い出に変わり、ぼくと交わりの一切ない今が完璧に出来上がってきた頃に会いたい。パートナーとの付き合いが、日々のじわりとした変化を丁寧に追いかけ楽しむものだとしたら、変わったものと変わらないものを取り出して、そこにある違いを比べて楽しむのが同級生との付き合い方だと思っている。たまにしかおきない贅沢。だから今日は、とても楽しかった。


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