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ヤマザキマリラジオ 松岡正剛さん追悼放送を聴取

字面ではコスパ悪く生きることが良いような話に聞こえたが、コスパを悪くするように生きることが大切なのではなく、コスパを気にしない生き方が大切だという話と理解した。
しかし「〇〇しない」という消極的なことを「しよう」とすることは難しいことであると同時に、ここでは「コスパを気にしない」ことを意識することはどちらにせよコスパに意識が向いているのであるから、積極的にすべきことはそこではないのだろう。
それでは何を積極的に意識する生き方が良いのか。ヤマザキマリさんと松岡正剛さんが、感情の起伏を疲れるものとして忌避する人を憂いていたことから、感動を味わうことの大切さを感じた。
最適化すべきはコストではなく、感動なのだろう。

もっと時間があれば、なぜ感情の起伏を疲れるものとして忌避する人がいるのかという点を深く議論してほしかった。

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