60万円の一時支援金じゃ足んねーよ、って聞こえてくるが・・・
去年の春に、持続化給付金200万が支給されるときにも
方々から、足りね~よ!って聞こえてきた。
んー、まあ、確かに。
だけど良く考えたい。
・何に対して足りてないのか
・いくらあれば何がどう変えられるのか
・60万をどうやって活用するのか
足りね~、って言ってるだけだと思考停止っぽいよね。
思考停止にならないで、
なんかできないか!って
前向きに考えるヒントになることを超期待して今日は書く。
このあたりは宿泊が多い。
で、去年の200万円の給付金って、
売上にすると307万って計算できる。
同様に、
もし卸売業だったら、
売上にすると1100~1200万ってなる。
って書いた。
https://note.com/kk_no/n/n6452c2a33935
これでいけば、
旅行会社って、
業界の指標(12~17%くらい)をみて計算すると、
やっぱり売上高は1200~1700万くらいにもなりそう。すごい。
(OTAやリアル、ほかにも取扱高区分とかいろいろで厳密じゃないが)
そしてその旅行会社が、
手数料10%取ってるとしよう。
(手配した宿から、ってこと)
でもって、
その手数料収入の合計が、
給付額と同じ200万になった!
ってことをベースに考えてみると、
宿泊施設サイドの売上は、
なんと!2000万円って逆算できるよね!
すごい経済効果だね。
宿の売上2000万円っていうと、
宿泊代がひとり1万円なら2000人。
8000円なら2500人!
6000円なら3333人!
かなりお客さんがきた!ってのとおんなじ感じだ。
やっぱすごいや。。。
まあ、今回は60万円だからこうはいかなそうだけどね。
でも・・・だ。
今日の話しはここじゃない。
ちょっと戻すと、
さっきの前提はMQの割合が軸になるよね。MG的に。
・・・これは分かる。
更にその前提は、
変動費と固定費の理解。
・・・これも分かる。
更に更にその前提は、
変動費と固定費の分け方。
・・・分け方?え?
これってシンプルじゃなの?
ってMGやってる人は特に思う。
面倒くさいかもしれんが、
「変動費と固定費の分け方」ってひとつじゃない。みたい。
名前は別にいいんだけど、
「高低点法」ってのがある。みたい。
従来の考え方は、
例えば宿泊施設はM率80%くらいってすると・・・
PQ 1000
VQ 200
MQ 800
F 700 として
G 100 だ。
ふむふむ。
コロナで売上2割落ちた!!!
(現実はもっと落ちたが・・・)
だけど雇調金とかで140もらった!!
(簡単にするためにFに)
とすると・・・。
PQ 800
VQ 160
MQ 640
F 560 (700-140で)
G 80 だ。
ふむふむ。いずれもM率80%だ。
売上落ちたけど雇調金で固定費削減できたって訳で、
ここまでは、なんとか今の現実の状況っぽい。
さてここで「高低点法」の登場。
これは簡単にいうと、
「総費用と売上高の変化額」を変動費率(V率)とする!
って方法。まあ、あまり気にしないで。
これでやってみると、
総費用の変化額 △180(VQとF)
売上高の変化額 △200
ってなって、で、変動費率は90%ってなる。
だからM率は10%。
まじか!!!
つまりはこのケースだと、
M率10%なわけで、
仮に給付金200万円もらったとすると、
売上はなんと2000万円だ!!!!!
2000万の売上分を給付してもらった!
って考えられる。
まじか!!!
さっきは、
宿泊業は200万の給付金だと、
売上にすると307万だ!って書いた。
でも今は同じ200万でも、
売上にすると2000万だ!って書いた。
ぜんぜん違うじゃない!
って非難の声が聞こえる。
それぞれM率違うから、そもそも同じ条件じゃないし、
それで比較してもね~、ってなるが、そこは無視。
言いたのはコレ。
捉え方の違いで前向きになれるし、
大きな可能性だって見える。ってこと。
いずれも給付金200万の場合だけど、
違うのは考え方・把握の仕方とかだけ。
だから・・・。
たった60万。って言わない。
いっくらでも活用できるし、
それを判断するのは、
ほかでもない!自分だ。
活かすも、活かさないも、自分だ。
ヒトのせいにはしない。
って、偉そうにも思ったりする。
たった60万。って言ってるのは、
60万程度にしか活用できないってのとおんなじ。
って、ちょっとひねくれて考えてみる。
可能性にふたをしない!
でいたいものだよね。
今月下旬、
普段なら繁忙期だけど、
今年は違うからMGをさせてもらうことになった。
こんな時期だからこそ、
経営シミュレーションして、
いろんな方と話しができるのは、
なんともありがたい。
MGやって、自分の、なまったるい意識に活をいれるぞ!
たのしみです💛
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