社長の基本的志向
社長の決定はすべて外部への対応であり、未来志向である。
社長の決断や決定はすべて外部への対応であり、未来志向である。それは社員の知らない世界のこと。社員に意見を求めても意味がない。意見を求めるのは社内よりもむしろ外部の人が多い。それどころか重要なことほど、社員に意見を求めるわけにはいかない。これが事業というものである。このことを平素から社員に話をして理解させておかなければならない。
今弊社は、社内の情報をなるべく包み隠さず社内に共有をして、社員を教育した上で、意思決定を社員ができるように促している。これについてはどう考えればよいのだろうか?
社長たる私が決定することと社内で社員が決定することは、その取扱う内容が違う。この点に注目することで、この教えの真の意味が理解できるような気がする。社長が決断や決定する事、すべき事。それと社内で社員が決定できること。これをきちんと見極めると言うことがとても大切。そして平素から社員にはこのことを理解させておく必要がある。
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