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試練というご褒美

胸騒ぎがして、
心がギュッとなる位の悲しいことがあった
それは少し前のことだけれど
そのギュッとなった心のある部分は
解けないまま、今に至っています
そのことを試練、と言うならば
その試練によって
私は違う自分に生まれ変わったと思っています
勿論、
直ぐに変わった、変われたわけでなく
私の中では日常を過ごしながらも
何処かいつもそのことが頭から離れず
ふとそれを思い出すことがあり
苦しい気持ちになった時間を経て
変わることで、辛さから逃げるように
自分を楽にしようとして
変わっていったのかもしれません。

その辛さを人に言うことはせず、
心の中にギュッと閉じ込め
日常を過ごしています。

「試練はごほうび」
と宮沢りえさんがお母様の死の辛さを
例えていらっしゃいました。
とても辛いとき、
悲しみを胸に秘め、
日常を変わりなく過ごす時を経て感じたのは
悲しみ暮れる自分に対し
客観視出来る自分を持っているということ。
人は歳を重ねた時、
試練を経験しないに越したことは
ないのかもしれない
だけど、
試練を経験をした人のほうが
何か特別でなくとも、
面白く楽しい話が出来る、
そう思っている、と。
試練は人を強くし、
辛さを知るからこそ
面白く楽しいことが分かるのだ、と。

私は、年を重ねているけれど
まだ試練を越えての面白さ楽しさを語るまでに
至ってはいません。
ただ、
試練をご褒美と捉え
辛さ、悲しさの試練の前の自分よりも
うんと強くなり、そして
ささやかな幸せ、
今は毎日目の前にいる赤ちゃんたちから
笑顔をもらい
言葉にできないチカラをいただけて
幸せを感じられています。

試練というご褒美
そう、笑って話せる日がくるのかな、
と 楽しみに思いつつ、
試練を閉じこめ
自分を客観視しながら過ごします。

今日も1日が始まっています。
自分の機嫌を取り
気持ち良い1日を過ごします。

#ジブン株式会社マガジン

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