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昭和的な価値観はタブー視されて当然なのか
先日、数年ぶりに前職の同僚と話す機会が
ありました。
色んな話をする中で、転職して間もない
いわゆるZ世代の人の話を聞きました。
何をするにも、
「それって私の仕事ですか?」
と言われたり、
メールチェックや電話が掛かってきた際
「今、やってる仕事があるんで」
と自分の仕事を最優先している、とのこと
時代の風潮で、
パワハラ・モラハラ扱いされても困るから
かつての私の同僚はそれ以上は言わないと。
かつての職場では、私の在籍時
勉強会と評して食事会が定期的に行われており
それは今も開催されているらしい。
かつての同僚の話を察している通り、
話題に上がるZ世代の人は
″ プライベート優先なので ″
と一度も出席していないとのこと。
給料が微々たるものの、
勉強会に参加という名目で手当はある。
しかし、プライベート優先ならば仕方ないのか
そのZ世代の人が、雑談で同世代の人と
「この職場は思ってた以上に昭和で笑える」
とあっけらかんと話していると聞いて
昭和ドップリの私は ″ そうなのね ″
と応えたのです。
昭和的な価値観として話す前に
大前提として、パワハラ・モラハラという
ハラスメントが昭和で横行していたことは
否定しませんし、私自身昭和の頃だけでなく
近しい令和でパワハラを受けて苦しみました。
なので、
一括りに昭和=ハラスメントと評されるのは
残念ではありますが否定はしません。
そして、
ハラスメントは絶対にダメだと言い切れます。
とは言え、
例えばプライベート優先することと
仕事で様々なことを受けたり、
コミュニケーションとして
食事会に足を運ぶのは
ある程度は必要なのでは?と、私は考えます。
それが ″ 昭和的な価値観 ″
と、一笑されてしまうのかもしれませんが。
仕事で言えば
今自分が何か資料作成に集中していたとして
誰かに別の要件を依頼されたり、
電話が掛かってきたり、
至急案件のメールやチャットが入ることは
よく有るのではないかと思います。
対して、″ 自分の仕事優先なので ″と切り捨て
全く構うことはしないのは、
結局、その仕事を誰かに任せておけばよい、
との認識からだと思えます。
しかし、往々にして
別件の要件が自分にとり、
非常に貴重な経験になる案件かもしれないし
また、
何気ない電話での会話は
見えない相手に
短時間で相手に分かりやすく話せるか
更には、
相手の意図をうまくくみ取り
早急に
その意図に適した人に繋げる事が出来るか
など、電話1つとは言え
実は 自分の仕事をどれだけ知り
他の人の仕事についても知っているかを問われ
非常に難易度が高く、
そこでミスしたり、冷や汗をかくことは
自分の経験として学びになり
スキルアップになるのです。
私の現在の職場でも当てはまりますが、
一生懸命頑張る人を
冷笑する世代の人が多く感じます。
私は頑張ることが苦でなく、
自ら買って出るタイプ。
周りの若い世代の人に
冷たい目で見られた経験は
残念ながら1度や2度ではありません。
とは言え、
若くとも一生懸命頑張る人はいらっしゃいます
そういう人は数年見ていると
やはり職位が上がっているのが現実です。
昭和的な価値観はタブー視されて当然なのか
と、かつての同僚との話でふと、
私の頭に過ぎりました。
考え方は人それぞれです。
私は冷笑されても、昭和的な頑張りを
これからも続けて務めたいです。
今日も1日が始まっています。
自分の機嫌を取り
気持ち良い1日を過ごします。
#ジブン株式会社マガジン