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ありがとうに足す気持ち

「ありがとう」と言われて気分を悪くした人は
多くないと思います。
逆に、何気なくさりげないひと言で
「ありがとう(ございます) 」 と言われて
気持ちが明るくなった人は少なくない筈。
当然ながら、悪意に満ちた嫌味たっぷりの
″ありがとう″は問題外。

私は、毎日沢山の ″ありがとう″ を言い
逆に ″ありがとう″ の言葉もいただいています。
私にありがとうの言葉をかけてくださるのは
同僚や職場にて関わる方々。
病棟で働いていると、
入院患者である赤ちゃんの側から離れられず
何か依頼したいときは往々にしてあります
「kururiさん、◯とってください!」
「赤ちゃんの処置をするから落ち着かせて!」
などなど・・・。
対応後にお礼の言葉をいただきますが、
私が誰かに何か依頼した場合も同じです。

こういう状況は、日常に溢れているもの。
家族に何かをお願いして対応してもらったり、
外出先で、お店の人に依頼をしたり・・・。
対応してもらったならば、お礼のひと言の
「ありがとう」
は、気持ちよく言える筈。
とはいえ、仕事でもプライベートでも
何故か ″ありがとう″ を頑なに言わない人、
言いたくないように思える残念な人も
いらっしゃいますが。

かなり昔、私は大変お世話になった上司から
教えていただいたことで
今でも実践していることがあります。
それは
″ 感謝の気持ちを伝えたいなら
        ひと言プラスする ″
ありがとう、だけではなく
「ありがとうございます。助かりました」

「いつも気にかけてもらえて感謝しています
 ありがとうございます」
など。
それは当時の上司が誰に対しても
そのような言葉をかけており
その様子を見ていた私は
仰々しくなくさりげなく言葉にすることで
その場の雰囲気も和らぎ、
周りとの人間関係が円滑になっているのは
感謝の言葉の表し方も要因の1つだと
痛感していたのです。

当時からかなりの年月が経ち職種も変わった私
″ありがとう″ の言葉は、
日々向き合う赤ちゃんに
私は毎日何度も使っています。
「ありがとう、泣いて教えてくれたんだよね」
「◯ちゃんが笑ってくれてとっても嬉しい!
 ありがとうね」
など。
赤ちゃんは何も言わないけれど、
声掛けする私の顔をジッとみたり
チラッとみたり
または見ていないようだけど
実は 口角はちょっぴり上がっていて
表情が穏やかで
微笑んでいるように感じるのです。

私の職場の人間関係は
残念ながら決してよいとは思えません。
だからこそ、
感謝の気持ちを伝える時は、
ひと言プラスする気持ちを忘れずに
実行しています。
もちろん、相手によっては
感謝の気持ちを無視する人もいますが、
それは相手の問題。
殆どは感謝の気持ちを快く受け取ってくださり
″いえいえ・・・″
と笑顔で応えてくれるのです。

″ ありがとうに足す気持ち ″ を
今日も忘れずに過ごします。


今日も1日が始まりました。
自分の機嫌を取り
気持ち良い1日を過ごします。

#ジブン株式会社マガジン

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