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パンデミック 東京の危機~第一波 医療従事者の闘い~
現在季節が冬になり、私の周りでは風邪罹患や
インフルエンザや
コロナ(新型コロナウィルス 以下コロナ)
罹患の方々がいらっしゃいます。
コロナは令和5年5月の5類感染症移行に伴い
国民の多くはコロナに対し 以前に比べ
正しい理解を深めているかと思います。
2020年、コロナの第一波が。
当時の東京の医療従事者と患者の様子を
NHKにて放送されていたことを知りました。
2020年4月を覚えていらっしゃる方は多い筈。
当時の私は 医療従事者として
病院、薬局の事務管理職として働き、
事情で東京と地方を行き来していました
4月の東京行き新幹線の車内は
1車両に3人程度が乗車。
山手線や23区内のバスは勿論、
23区内で街を歩く人は少なく、ガラガラ。
私は仕事上、コロナ罹患発症したならば
消毒作業で勤務先の病院や薬局に悪評が流れ、
勤務先が稼働不可となる可能性があり
なんとしても罹患は避けねばならず、
新幹線乗車前からマスク2枚着用し
ビニール手袋着用、
場所を変える度に手袋を変え手指消毒を。
アルコール消毒は持ち歩き必須。
日頃は着用しないメガネをかけて、
目の粘膜からのウィルス罹患を避けていました
また、当時 地方ではマスクは医療従事者でも
必要枚数を手に入れることは非常に難しく
マスクをネットに入れて洗濯し再利用。
深夜3時過ぎから近くのドラッグストアに並び
マスクを買う為6時間並んで購入していました
話を番組に戻します。
番組では
ある患者さんをピックアップされていました
その患者さんは妊婦。
東京医科歯科大学に運ばれた妊婦は
意識不明の中 帝王切開で出産し
意識不明のまま大学病院に運ばれたのです。
何としても患者を助けたい医療従事者の皆さん
ドクターは悩んだ末に救命率6割と報告の
エクモを使い、命を守ることを決意。
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重症呼吸不全患者または重症心不全患者に対し
(時に心肺停止状態の蘇生手段として)
行われる生命維持法
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救命率6割
患者さんはエクモを使用し血栓がみつかる。
エクモ使用前に、既に血栓予防の薬剤投与済。
薬剤の効果が出ていないことが判明。
血栓が広がればエクモが止まる可能性がある
既に通常の倍以上の薬剤投与済であるも、
薬剤を更に増量することを決意するドクター。
大出血の可能性がある中、
3倍近い薬剤投与をする事に。
患者さんを囲むチームは、一丸となり
患者さんの命を守り、赤ちゃんと会わせたい
"必ず、子のもとへ" と思いを1つに治療に。
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産まれた赤ちゃん
担当看護士は、意識のない患者さんに
出産後の赤ちゃんの写真を毎日撮影して
患者さんの枕元に写真を置き
患者さんの手を握りしめ声かけをする。
「赤ちゃんが待っているよ
お母さん、頑張って」
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枕元に赤ちゃんの写真を置く看護士
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心を込めて意識が戻るよう
声かけする看護士
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意識回復を願い 信じて 声かけする
エクモを使用し8日後、
患者さんは意識を取り戻したのです。
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看護士から
声をかけてもらっていた事を覚えていた
意識が戻った患者さん。
『生きないと』
と思った、と話しています。
あれから4年。
当時産まれた赤ちゃんには妹が出来ていました
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当時の患者さんは
「命を助けてもらえたからこそ、
この子達に出会えています」
と深い感謝をされています。
ご家族で医療従事者に対する思いを
絵にされていました。
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新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが
5類となった
2023年5月~24年4月の1年間。
死者数が計3万2576人に上ったと10月24日
厚生労働省の人口動態統計で開示されました
季節性インフルエンザの約15倍と格段に多く、
罹患の大部分を高齢者が占める。
政府は重症化リスクの低下を理由に
コロナの類型を引き下げ、
日常生活の制約はほぼなくなりました。
しかし
今も多くの人が脅威にさらされているのは事実
これから本格的な寒さが続き冬本番となります
風邪 インフルエンザ コロナも流行しています
師走で皆さん大変忙しい毎日だと思います
体調を崩しやすい時期です
健康で毎日を過ごしたいですね
今日も1日が始まっています。
自分の機嫌を取り
気持ち良い1日を過ごします。
#ジブン株式会社マガジン
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