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【マンガ語り】ダークギャザリングとかいう洒落怖好きにはたまらないマンガについて語りたい

こんにちは、K.K.です。
ダークギャザリングに関して語りたいので語ります。
13巻までのネタバレが書いていくうちにあるかもしれませんので、アニメのみ視聴勢はご注意ください。(13話時点で5巻の内容やってたので)

作品の紹介

タイトル:ダークギャザリング
著者:近藤憲一
既刊:13巻、続刊中(2023/10/13時点)

雰囲気を3行で

  • 心霊系洒落怖

  • ポケモン(ポケスペより)

  • BLEACH

見てれば心霊系洒落怖なのはお分かりいただけると思いますが、それにポケモンとBLEACHを足していると思いました。
単行本の本体表紙でポケモンをネタにしているので、作者もわかってやっていますね。人に手を出してくるのでポケスペ寄りです。
なおBLEACH要素は「卒業生」を呼び出すときが完全に卍解なので、そう思いました。
元ネタになっている心霊スポットは実在しているようです。現実の都市伝説は知らなかったんですが、noteに聖地巡礼してる方がいて勘弁してくれとなっています。
たまに小話レベルでネットの都市伝説がネタにされます。たしか「天使様」はネット発のはず。わかりやすいのは「ヤマノケ」がいましたね。戦ってないですけど。

ちゃんとジャンプマンガしてるけど結構怖い

バトル、成長要素、インフレ含めてかなりジャンプマンガのテンプレートに乗っていますが、ここまで怖いオカルトマンガあったっけ?ってなってます。ああ、ぬ~べ~があるか。ぬ~べ~も買うかな……。

ちょっとハードルが高い

心霊系洒落怖を読む上での基礎知識が必要かもしれません。洒落怖で共通認識になっている用語は説明がないです。その辺はちょっと雑。作中オリジナルの設定はちゃんと説明セリフがあるんですがね。
作者も途中で気づいたようで途中で専門用語の解説があります。5巻あたりだったかな。もちろんなんとなく読み進めてこの作品を入口に世界を広げていくのもありです。

「卒業生」のいみなは覚えないほうがいい

「卒業生」呼び出すときに卒業生の名前を呼んでいますが、あれは設定上「いみな」らしいので、信心深い人は覚えないほうがいいです。創作物や偽物でも気持ちを乗せてしまうとそれは……という怪談もよくあります。しかも「いみな」かいなとなっております。
花魁の幽霊とか軍人の幽霊が割と好きなんで名前を覚えようとしていましたが、13巻だか12巻で諱と出てきて「覚えないほうがええやつやんけ!」となりました。
私は霊感はないですが、わりと信心深いのでね……。

恐怖にハマっていくキャラクターに共感

詠子が顕著ですが、読んでいくうちに怪談にハマっていくのはとても共感できます。詠子は死にそうになっていますけど……。彼女らにとっては極上の恐怖でしょう。私は死ぬ思いは御免ですが、この作品を読むと何度も何度も読み返してしまうあたり、根っこは同類だと思います。

アニメのテンポ遅くね?

1クール使って旧Fトンネルの話にたどり着くペースですから、1話で掲載1話分程度?ですかね。ちょっとテンポが悪い気がします。
先が気になる人はマンガ版買いましょう。

2023/10/15追記
アニメを視聴しましたが、原作でおそらく紙面の関係で省略された部分の補完が多く、原作勢も一見の価値ありです。決して蛇足でもないですね。
声優陣もいい仕事していますが、特に螢多郎役の島崎信長さんは名演だと思います。

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